濱田岳:ベトナムロケで苦労も「根性でやりきった」 

ドラマ「ベトナムのひかり~ボクが無償医療を始めた理由~」の会見に登場した濱田岳さん(左)と国仲涼子さん
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ドラマ「ベトナムのひかり~ボクが無償医療を始めた理由~」の会見に登場した濱田岳さん(左)と国仲涼子さん

 俳優の濱田岳さんが10日、NHK(東京都渋谷区)で開かれた同局のドラマ「ベトナムのひかり~ボクが無償医療を始めた理由~」の会見に、共演した女優の国仲涼子さんと共に登場。ベトナムで奮闘する眼科医を演じた濱田さんは、同国でのロケについて「僕は英語もベトナム語もできなくて、(でも)根性でやりきった。現地でのベトナムのスタッフたちは、僕らがビックリするぐらい働き過ぎ。負けてはいられない(と思った)」と苦労を明かした。

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 ベトナムの感想を聞かれた濱田さんは「初めて見る光景なので、毎日が楽しい」と前置きしてから「でも、日本の味が恋しくなるんですよ。スタッフも『天一(ラーメン店の天下一品)が食べたい』と言っていました。そこに『国仲さんが(メールで)心配している』と報告すると、スタッフのテンションが上がった」と笑顔で振り返った。

 濱田さんが演じる眼科医の妻を演じた国仲さんは「今回の役は受け身。待っている妻なので、忍耐力、理解力が備わっている女性。自分に似ている部分があるかと言われたら分からないけれど、そうでありたいと演じながら思っていた」と語っていた。

 ドラマは、ベトナムで15年以上無償医療を続けている眼科医の服部匡志さんの実話を基にしたハートフルストーリー。「神の手」と呼ばれる眼科医の羽鳥志郎(濱田さん)は、ある学会でベトナム人医師から「私たちを助けてほしい」と呼び止められる。志郎は熱意に負け、ボランティアとしてベトナムに赴いた。医療環境の悪さと文化の違いに戸惑いながらも失明寸前の少年を救ったことで、ベトナム人医師との絆は強まったが、約束の3カ月が終わりを告げようとしていた……というストーリー。NHK総合で12日午後9時から放送される。

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