絶対正義:第2話 “正義のモンスター”山口紗弥加が親友の悩みを解決していくが…

連続ドラマ「絶対正義」の第2話のシーンカット=東海テレビ提供
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連続ドラマ「絶対正義」の第2話のシーンカット=東海テレビ提供

 女優の山口紗弥加さん主演の連続ドラマ「絶対正義」(東海テレビ・フジテレビ系、土曜午後11時40分)の第2話が9日、放送される。法律のみを唯一の価値基準として生きる“正義のモンスター”の高規範子(山口さん)が、高校時代の親友の西山由美子(美村里江さん)、理穂・ウィリアムズ(片瀬那奈さん)、今村和樹(桜井ユキさん)、石森麗香(田中みな実さん)が抱えている悩みを解決していく……。

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 範子の呼びかけで、由美子ら親友5人が久しぶりに集まった。会計のときに、持ち合わせがなかった由美子に2000円を貸した範子は、借用書を書くよう言い出し、理穂らを唖然(あぜん)とさせる。範子の“絶対正義”ぶりは変わっていなかった。実生活に戻れば、4人はそれぞれさまざまな問題を抱えていた。そして、範子は由美子らが抱えている問題に次々と介入し始める。

 理穂は夫と経営するインターナショナルスクールで5000万円の申告漏れを税務調査で指摘され、社員の持ち逃げが発覚。範子が経費を持ち逃げした社員を突き止め、感激した理穂は会社の経理を範子に手伝ってもらうことに。フリージャーナリストとして成功を目指す和樹は脅迫メールにおびえていたが、範子が犯人を特定し警察に逮捕させる。さらに、失業し酒浸りとなった由美子の夫・雅彦(忍成修吾さん)を再就職させる。また、妻子ある演出家の亮治(神尾佑さん)と不倫関係にある麗香に範子は「不貞行為は違法だ」と警告する。

 その正義感で問題を解決していく範子は、彼女たちの生活にじわじわと入り込んでいくのだが……。

 ドラマは、読後に“嫌な気分”になる「イヤミス小説」で話題を集める秋吉理香子さんの同名小説(幻冬舎文庫)が原作。法律のみを唯一の価値基準として生きる“正義のモンスター”で“最恐主婦”の高規範子が、周囲の人間を翻弄(ほんろう)し運命を狂わせていく姿を描く心理サスペンス。

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