北村一輝:初の朝ドラ出演で“夢”かなう 大河から10年で「やっと」

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NHK大阪放送局で行われた会見に出席した北村一輝さん

 俳優の北村一輝さんが21日、NHK大阪放送局(大阪市中央区)で行われた、戸田恵梨香さんが主演する2019年度後期のNHKの連続テレビ小説(朝ドラ)「スカーレット」の出演者発表会見に出席した。戸田さんが演じる女性陶芸家の草分けとなる川原喜美子の父、常治役で朝ドラに初出演する北村さんは「やっと朝ドラに出ることになりました。朝ドラはたくさんの人が関わっている。その責任、プレッシャーに負けないように精いっぱい頑張ります」と念願がかなったことを喜んだ。

 北村さんは「10年前、『天地人』という大河ドラマをやっていまして、そのとき『スタジオパーク(NHKのトーク番組)』に出たときに『次の目標は朝ドラに出演することだ』と言っていました」と振り返り、「大変うれしく思っております」とにっこり。作品について「今の時代にない昭和の良さというか、人間らしさがある」といい、自身の役どころを「戦後という物のない中で諦めない強さ、前進するひたむきさ、愛があり、助け合う姿があり、なんて魅力的な人間だろうと。そんな役をやらせていただけて幸せ」と語った。また「信楽焼の良さを伝えていくのも自分たちの使命」と力を込めていた。

 会見後に取材に応じた同作の制作統括、内田ゆきさんは、北村さんの起用について、脚本を担当する水橋文美江さんと「(父親役は)滋賀から見ると、都会から来た男性で底抜けに明るくて、でも哀愁もあって、見栄(みえ)も張るんだけど、どこか憎めない」というキャラクターを演じられる人をイメージし、北村さんが合致したという。また北村さんが大阪出身であることも「大きかった」と話した。

 「スカーレット」は101作目の朝ドラ。人気ドラマ「ホタルノヒカリ」シリーズなどで知られる水橋さんが脚本を手がける。戸田さん扮(ふん)する喜美子は大阪で1937(昭和12)年に生まれた3人姉妹の長女で、9歳で滋賀県の信楽に移り、働き者の女の子として幼い頃から一家を支える。地元の信楽焼に触れて育ち、やがて男性ばかりの陶芸の世界で女性陶芸家の草分けとして歩み始める。2児の母となる一方で、愛情を込めて多くの弟子たちを育てていく。

 この日はほかに、母、マツ役の富田靖子さん、上の妹、直子役の桜庭ななみさん、下の妹、百合子役の福田麻由子さん、喜美子の幼なじみ、熊谷照子役の大島優子さん、謎の旅人・草間宗一郎役の佐藤隆太さん、幼なじみの大野信作役の林遣都さん、川原家の隣人・大野陽子役の財前直見さん、新聞記者・庵堂ちや子役の水野美紀さん、医学生・酒田圭介役の溝端淳平さんが発表され、戸田さん、北村さんとともに会見に出席した。溝端さんは会見を欠席した。なお、戸田さんと北村さん、大島さんはドラマや映画で人気を博した「SPEC」で共演している。

 放送は9月30日~2020年3月を予定。4月にクランクインし、滋賀県甲賀市でのロケも予定している。

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