BOYS AND MEN小林豊:コックコート着ると気持ちは「闘い」 経験生かしドラマでパティシエ修業

25日に東海エリアで放送される「名古屋行き最終列車2019」の第6話について語った小林豊さん
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25日に東海エリアで放送される「名古屋行き最終列車2019」の第6話について語った小林豊さん

 男性10人組ユニット「BOYS AND MEN」(ボイメン)の小林豊さんが、東海エリアで放送中の連続ドラマ「名古屋行き最終列車2019」(月曜深夜0時25分)の第6話(25日放送)に本人役で出演する。第6話は、小林さんがテレビの特番のためにパティシエ修業をする……という内容で、芸能界デビューする前に、実際にパティシエとして働いていた小林さんがこのほど取材に応じ、「うれしかったですね。(スイーツを)作るシーンもあると聞いて、お芝居プラスアルファで、自分の強みを出せるのはうれしかった。ライブシーンもあって、本物の自分よりも“大スター演出”なので、すごくうれしいです」と語った。

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 パティシエの服を着ると「闘いだなって(いう気持ちになる)」という小林さん。パティシエ修業で失敗するシーンは、菓子作りをしたことがない人にも分かりやすいことと、経験者でもあり得る失敗であることを念頭に、脚本を作る段階で自らアイデアを出した。自身も「生クリームを泡立てすぎて、ボソボソにしたことがありますね。(生クリームを混ぜる機械を)回して、その間にデコレーションケーキの仕上げをしていたら、硬くなってしまって、ウイーンっていう(機械の)音が、餅をついているみたいな音になっていました」と失敗の経験があり、それが今回の作品にも生かされている。

 また「キウイを片手でクルンとむけるむき方を教えてもらって『最高!』と思いました。(うれしくて)ずっとむいては食べて、むいては食べて……」と撮影を振り返った。

 自身が芸能界を目指す前の高校時代には、菓子作りも料理作りも好きで「料理(の道)か、パティシエか、子供が好きだから保育士か……って迷っていた時期もありました。迷っていた中で、お菓子だけはめちゃくちゃ失敗していたんです。できないからこそ、パティシエになろうという気持ちがありました」とパティシエを目指した経緯を明かす。また地方や国によって味が大きく変わる料理よりも「スイーツは、北から南までどこで食べても、おいしいって認められる。世界共通なんです。だからスイーツ界に入ってトップを取ってやろうと思っていました」と当時を振り返った。

 これまで歌ったり踊ったりしながらスイーツを作る姿を見せてきたが、今回は「パティシエとしてのリアリティーのある部分を描いているから、今まで以上に(昔は)こんな仕事をやっていたんだなと感じてもらえると思う」とアピール。「今でももっと詳しく学びたいと思うので、特番とかで修業するような企画があればいいな」と笑顔を見せていた。

 「名古屋行き最終列車」は、愛知県、岐阜県を基盤にする私鉄「名古屋鉄道」を舞台に、名古屋へ向かう最終列車で繰り広げられる人間ドラマを描いたヒューマンコメディー。2012年から続くシリーズで、今回が第7弾。小林さんは第3弾から毎回、本人役で出演している。

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