女優の吉高由里子さんがこのほど、4月から放送される主演ドラマ「わたし、定時で帰ります。」(TBS系、火曜午後10時)の囲み会見に出席。主人公の「残業ゼロ」「定時で帰る」がモットーのワーキングガール・東山結衣を演じる吉高さんは、仕事への臨み方について「イメージ的には、長距離走より短距離走という感覚でやっています。結衣の感覚が近いかもしれない」と告白。2014年放送のNHK連続テレビ小説「花子とアン」に主演した吉高さんは、当時始めたという「(仕事後に)明日のセリフ、明後日のセリフを入れてからじゃないとお酒を飲んじゃ駄目」というルールを今でも続けていると語り、「早く飲みたいから、(セリフが)頭に入るスピードが速くなりました」と話して、笑わせていた。
ウナギノボリ
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ドラマは、朱野帰子(あけの・かえるこ)さんの同名小説シリーズ(新潮社)が原作で「残業ゼロ、定時で帰る」がモットーのヒロインが、くせ者の“モンスター社員”が抱えるさまざまなトラブルを解決していく。「残業問題」を切り口として、単なる制度改革ではなく働く人々の意識改革=社会人の持つべき“ライフワーク・バランス”について描く。
作品にちなみ、自身の働き方について聞かれると、「20代前半は、とにかくずっと作品が続いていて。4クール連続でやっていた時もあった」と振り返った吉高さん。近年では、「準備期間をもらえるようになった」と変化を語り、「今の方が自分に合っているサイクル。『もっと働けー』っていう人もいるんですけど(笑い)」と話した。
また、仕事後の楽しみについては、「マネジャーさんたちとご飯に行ったりすると、『あー、終わった』ってほっとなる。一人でゆっくり飲んでいる時間も好き」と告白。「幸せの沸点って低い方が幸せじゃないですか。『そんなんで幸せなの?』って思うことが、その人にとって幸せだったら、人生を謳歌(おうか)している(と思う)。ちっちゃいことが幸せと気づける余裕を持っていたい」と持論を展開していた。
この日の囲み会見には、結衣の元婚約者・種田晃太郎役の向井理さん、ブラック上司として職場の面々を振り回す福永清次役のユースケ・サンタマリアさんも出席した。
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