東山紀之:「砂の器」撮了でまさかの「セクシーサンキュー!」 中島健人は「大きな財産になった」

スペシャルドラマ「砂の器」のクランクアップを迎えた(左から)野村周平さん、東山紀之さん、中島健人さん (C)フジテレビ
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スペシャルドラマ「砂の器」のクランクアップを迎えた(左から)野村周平さん、東山紀之さん、中島健人さん (C)フジテレビ

 俳優の東山紀之さんがこのほど、主演を務めるフジテレビ系のスペシャルドラマ「砂の器」(28日午後7時57分放送)のクランクアップを迎えた。オールアップの声がかかると、一足先に撮了していた人気グループ「Sexy Zone」の中島健人さんが花束を持って登場。東山さんは一瞬驚くも「おー! 来たのか」と笑顔になり、あいさつの後にカメラを見て「こういうときのために(カメラが)あったんじゃないかな、セクシーサンキュー!」と、中島さんの“決めぜりふ”をまねておどけていた。

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 ドラマで東山さんは警視庁捜査1課の刑事・今西栄太郎、中島さんは天才作曲家・和賀英良をそれぞれ演じ、野村周平さんが今西とバディーを組む若手刑事・吉村弘を演じた。東山さんは撮影を終え、「河毛(俊作)監督とも久しぶりにご一緒させていただいて、十何年ぶりということだったのですが、また近々ご一緒したいと思っております」とあいさつ。同じく撮了を迎えた野村さんは「短い時間でしたが、監督はじめキャスト、スタッフの方に出会えて、何よりも東山さんに出会えたことが宝物だなと思いました」と語った。

 この日、東京都内の別現場でクランクアップを迎えた中島さんは「本当にありがとうございます。今まで24年間はアイドルとして光を表現することが多かったのですが、25歳をきっかけに、人間の影を表現する『砂の器』の和賀英良という役に巡り合えたことは、大きな財産になったと感じております」とコメント。

 続けて、「15年前からこの作品に憧れていましたので、和賀英良に巡り合わせてくれたすべての方々に感謝しております。支えてくださった河毛監督、スタッフの皆様、東山さんをはじめとしたすてきな共演者の皆様に感謝しております。この作品をきっかけに、すてきな25歳を、25歳以降を歩めたらいいなと思っておりますので、明日以降もしっかりと大きな器で頑張ってまいります。ありがとうございました」と熱く語った。

 和賀英良の父・本浦千代吉を演じた柄本明さんは、広島でクランクアップを迎えた。柄本さんは「このような大作、名作に出させていただき本当にありがとうございました。監督ありがとうございました。皆さま本当にお疲れ様でした。作品の成功を願っております。(放送まで)そんなに日にちがないので皆さん、編集、仕上げに向けて大変だと思いますが、体壊さないように頑張ってください。良い作品になりますように、本当にお疲れ様でした!」とあいさつした。

 ドラマは松本清張の不朽の名作を現代を舞台に変更して映像化。同局の開局60周年特別企画として放送される。2018年ハロウィーン当日の東京・渋谷で、撲殺死体が発見され、捜査1課の刑事・今西栄太郎(東山さん)が独自捜査に乗り出す。天才作曲家の和賀英良(中島さん)は、完璧な殺害の後で、協奏曲「宿命」の作曲に没頭していたが、父・本浦千代吉(柄本さん)との秘密を暴かれそうになり……というストーリー。

 「フジテレビ開局60周年特別企画 砂の器」は、28日午後7時57分~10時54分に放送。

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