中条あやみ:連ドラ初主演でナース役に「運命」感じる 主人公の正義感に共感も

10日スタートの連続ドラマ「白衣の戦士!」で水川あさみさんと共に主演を務める中条あやみさん
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10日スタートの連続ドラマ「白衣の戦士!」で水川あさみさんと共に主演を務める中条あやみさん

 女優の中条あやみさんが水川あさみさんとダブル主演する連続ドラマ「白衣の戦士!」(日本テレビ系、水曜午後10時)が10日にスタートする。今回が連続ドラマ初主演で、元ヤンの新人ナースを演じる中条さんは「ずっと前からナース役をいつかやってみたいと思っていた」といい、「このタイミングでこの役が来たというのは運命かなと思いました」と話す。ドラマへの意気込みや見どころを聞いた。

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 ◇「ずっとやってみたかった」ナース役

 ドラマは、21歳の元ヤン新米ナース・立花はるか(中条さん)と34歳婚活中の崖っぷちナース・三原夏美(水川さん)が仕事、恋に悪戦苦闘する姿を描くコメディー。中条さんは、連続ドラマ初主演ということで「まだまだ分からないこともありますし、たくさんの経験があるわけではないので緊張をしている」と言いつつも、「現場が楽しくて皆さんに救われている。本当にすてきな現場」と話す。

 ナース役はずっとやってみたかったという念願の役どころで、「ナースが登場するスペシャルドラマを見て、すごくすてきな職業だなと思った」と振り返る。今回中条さんが演じる新米ナース・はるかは、自由奔放で明るくポジティブなキャラクターだ。新米ゆえに失敗したり、周囲から怒られることも多いが、「落ち込んだりしてもすごく切り替えが早い。『明日から頑張ろう』『きっと明日はいいことあるさ』みたいな、からっとした明るさを持っている子。わかりやすい人間で、愛されるキャラクターだなと思います」と中条さん。

 はるかは正義感が強すぎて周囲を巻き込んでしまう一面もあるといい、「私自身も、曲がったことが嫌いというか、電車でお年寄りに席を譲らない若者が嫌いみたいなところがある。電車の中でもついつい注意をしてしまうタイプなので、そういうところは共感できるし、似ていると思います」と明かす。

 ◇自分の顔にビックリ! 変顔の練習も?

 中条さんが演じるはるかは、“顔芸”ともいえる表情のさまざまな変化を披露するという。中条さんは「はるかは感情が豊かなので、それが自然と顔に出ちゃう感じなんですけど、表現が強めなんです」と説明。役作りをする上で「変顔というか、こういう気持ちの時はこういう顔をしようかなと、思いついたらその場で自撮りをしています。変顔の写真がたまっていて、たまに携帯の写真を見て『なにこの顔!』って自分の顔にビックリする」と笑顔で語った。

 ドラマの会見で、加藤正俊プロデューサーは「中条さんは元ヤン役で、ものすごい顔芸をやっている。中条さんのイメージががらっと変わる作品になるのではないか」と語っており、中条さんのコメディエンヌとしての魅力を垣間見ることができそうだ。

 ドラマを「いろいろな世代の方に共感してもらえるドラマになっていると思います。『こんな職場いいな』と思えるような明るくて、笑える、楽しいドラマになっています」とアピールする中条さん。どんな“白衣の戦士”ぶりを見せてくれるのか、注目だ。

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