本木雅弘:広告で息子UTAと親子写真 家族が撮影

「サントリー天然水 GREEN TEA」の新聞広告に登場した本木雅弘さん(右)とその息子のUTAさん
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「サントリー天然水 GREEN TEA」の新聞広告に登場した本木雅弘さん(右)とその息子のUTAさん

 俳優の本木雅弘とその長男のUTAさんの親子写真が、サントリーの飲料「サントリー天然水 GREEN TEA」の広告として、9日発行の日本経済新聞朝刊に掲載されることが分かった。写真は、制作スタッフや広告カメラマンは介在せず、本木さんの家族によって撮影された。本木さん親子が並ぶ写真が広告に掲載されるのは、今回が初めて。広告には「時代は変わる。それだけで人間は変わらない。」というコピーが添えられている。

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 UTAさんは、本木さんの長男。バスケットボール選手やモデルとして活躍している。同商品のメッセンジャーに起用され、今後コミュニケーション活動を展開していく。

 今回の写真は、正月の帰省時に本木さん、UTAさんの家族によって撮影。アングル、ポーズ、ロケーションなど全てを委ね、試行錯誤を重ねながら数日にわたって撮影されたカットは100枚を超えた。採用された1枚は、ふと日差しがいいと気づいた家族に声をかけられて撮影したものだという。

 本木さんは今回の共演について「あえて親子共演するということは、恥ずかしいという思いはありました。ただ、これまでのサントリーさんとの『伊右衛門』ブランドを通じたお付き合いや、自分の緑茶との関わり合いの深さを考えると、『“未来に緑茶を連れていく”という思いをぜひ体現してほしい』というオファーに対して、やってみるしかないと思いました。それからUTAとセルフィーを試したり、家族にカメラをのぞいてもらったりしながら撮り始めたというわけです」とコメント。UTAさんは「幼い頃から父の仕事を見続けてきたので、それを今回一緒に背負っていくんだという緊張感が湧きました」と語っている。

 写真には、UTAさんが本木さんの肩に手をかける姿が収められており、本木さんは「最初はいわゆる親子らしい姿をイメージして、私が彼の肩に手を回してみましたが、15センチ以上も身長差があるので、『今度はUTAの方からかけてみて』と。普段は肩を組むような関係ではないので、違和感があるかなと思いましたが、UTAから肩に手を回された瞬間、私の親としての力みもフッと抑えられて、ようやく2人とも同じところに立てたという感覚が持てました。結果的に自分たちにとっても、新しい時代に向かう、記念の一枚になった気がします」と話した。

 UTAさんは「『この角度はどうかな?』『あそこは光がよくないな』とか、父が悩みすごく細かいことまで、こだわっていたのを覚えています。普段から父はそうなのですが、だからこそ今回の一枚にたどり着けたのかなと思います。普段、肩を組むような関係ではないので、それはちょっとだけ違和感というか……。恥ずかしさもあったので『早く撮ってよ!』と思いました」と振り返っている。

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