緊急取調室:大杉漣さん追悼テロップ「ありがとう善さん」 SNS「泣けた」の声続出

大杉漣さん
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大杉漣さん

 女優の天海祐希さん主演の刑事ドラマ「緊急取調室」(テレビ朝日系・木曜午後9時)の第3シーズンの第1話が11日、放送された。第1話では、故・大杉漣さんが演じていた刑事・中田善次郎の過去の出演場面が登場したほか、番組の終わりでは大杉さんを追悼するテロップが流れたことから、SNSでは「最後の大杉漣さんのくだり涙腺崩壊した」「善さんはドラマの中で生きてる……」などの声が飛び交った。

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 「緊急取調室」は、可視化設備の整った特別取調室で容疑者を取り調べる警視庁捜査1課の専門チーム「緊急事案対応取調班」(通称・キントリ)のメンバーたちが、数々の凶悪犯と心理戦を繰り広げる姿を描く。井上由美子さんによるオリジナル脚本で、第1シーズンは2014年1月期、第2シーズンは17年4月期に放送され、15年9月にスペシャルドラマも放送された。第3シーズンでは被疑者にもかかわらず、さまざまな立場の“油断ならぬ女たち”がキントリチームを翻弄(ほんろう)する中、決死の覚悟で事件の裏にある真実を暴いていく。

 第1話の冒頭で、天海さん演じる真壁有希子の口から、大杉さんが演じていた“善さん”こと中田善次郎の退職が明かされたほか、番組の終わりには、「中田善次郎役を演じて下さった大杉漣さんはこれからもずっとキントリの一員です。ありがとう善さん」とテロップが流れた。SNSでは、「漣さん、いないんだなって思うと寂しい」「最後の善さんへのメッセージにウルウル」「最後の『ありがとう善さん』には泣けた」などの声が上がった。

 また、“善さん”と警視庁・将棋部で親しくしており、中田の退職を機に、キントリに異動してきた……という設定で、“新加入”した刑事・玉垣松夫役を演じるお笑いコンビ「ドランクドラゴン」の塚地武雅さんについては、「善さんの退職で新加入の玉ちゃんも良かった。 いや、玉ちゃんで本当に良かった」といった声もあった。

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