窪田正孝:三池崇史監督初のラブストーリー「初恋」で主演 カンヌ映画祭へ

映画「初恋」で主演を務める俳優の窪田正孝さん(C)2020「初恋」製作委員会
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映画「初恋」で主演を務める俳優の窪田正孝さん(C)2020「初恋」製作委員会

 フランスで開催される「カンヌ国際映画祭 2019」の「監督週間」に選出された三池崇史監督の最新映画「初恋」で、俳優の窪田正孝さんが主演を務めることが26日、わかった。三池監督初のラブストーリーで、窪田さんはドラマ「ケータイ捜査官7」以来、約10年ぶりに三池監督とタッグを組む。映画は2020年公開予定。

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 映画は、原作のないオリジナル作品で、たぐいまれな才能を持つプロボクサー・葛城(窪田さん)が主人公。葛城が、負けるはずのない相手との試合でKO負けを喫したことから、人生の歯車が一気に狂い、アンダーグラウンドの世界で巻き起こる人生で最高に濃密な一晩を描く。三池監督は、カンヌ映画祭に2年ぶり7回目、「監督週間」には4年ぶり3回目の選出となる。

 三池監督、窪田さんのコメントは以下の通り(原文のまま)。

 ◇三池崇史監督

 初めて撮ったラブストーリーがカンヌに選ばれた。幸せです。バイオレンスよ、さらば!!

 ◇窪田正孝さん

 ケータイ捜査官7のオーディションで三池監督と初対面してから約10年が経ちます。現場で監督が演出する1カット1カットがとにかく面白くて、その魅力に、その空間にしがみついて役を生きていたいと当時感じたのを思い出しました。再び、三池ワールドに帰ってくる機会をもらえて本当に嬉しかったです。

 挑戦してみたかったボクサー役。もう一度、面と向かって監督とセッションできたのは本当に幸せな時間でした。今作がカンヌ国際映画祭「監督週間」にも選出され、三池さんにまた新しい世界を魅せてもらえた気がします。本当に底知れない人間的魅力、チカラ、器が三池監督にはあるのだと思います。話してると普通の大阪のオッサンなのに(笑い)。映画「初恋」ぜひ、よろしくお願い致します。

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