なつぞら:第32回視聴率21.6% 連休明けで上昇 十勝に戻ったなつを待っていたのは…

NHKの連続テレビ小説「なつぞら」主演の広瀬すずさん
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NHKの連続テレビ小説「なつぞら」主演の広瀬すずさん

 女優の広瀬すずさんが主演を務めるNHKの連続テレビ小説(朝ドラ)「なつぞら」の第32回が7日に放送され、平均視聴率は21.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区・以下同)を記録。この日は連休明けの初日で、前日にマークした21.1%から上昇し、好調をキープしている。

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 第32回では、東京でなつ(広瀬さん)が兄の咲太郎(さいたろう、岡田将生さん)と再会するが、咲太郎の行方は再び分からなくなってしまう。なつは十勝に戻り、再び酪農の仕事に精を出す。そんなある日、照男(清原翔さん)から呼び出され、帯広で上映するディズニー映画のチケットを2枚渡される。大喜びするなつに、なぜか照男は、天陽(てんよう、吉沢亮さん)と2人で行ってこいと促す。そのやり取りを泰樹(草刈正雄さん)が遠くから見ていて……という展開だった。

 「なつぞら」は節目となる100作目の朝ドラで、脚本家の大森寿美男さんのオリジナル作。広瀬さん演じるヒロインの奥原なつは1937年、東京生まれの設定。大空襲を生き延びたものの、両親を戦争で失う。兄・咲太郎、妹・千遥(ちはる)と別れ、父の戦友だった柴田剛男に引き取られ、北海道の十勝地方に移り住む。柴田家の家業である酪農を手伝う中、持ち前の明るさを取り戻し、北海道移民1世である剛男の義父・泰樹から、開拓者精神とともに人生で大切なことを学んでいく。

 高校卒業後は上京して、当時、「漫画映画」と呼ばれ、草創期を迎えていたアニメ業界に飛び込む。画家志望の友人、山田天陽から、手ほどきを受けたデッサンの腕前を生かし、自然の中での生活で磨かれたみずみずしい感性を発揮していく……というストーリー。全156回を予定。

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