なつぞら:第6週視聴率21.3%で好調維持 なつをめぐり照男と天陽がスキー対決!

NHKの連続テレビ小説「なつぞら」主演の広瀬すずさん
1 / 1
NHKの連続テレビ小説「なつぞら」主演の広瀬すずさん

 女優の広瀬すずさんが主演を務めるNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「なつぞら」の第6週「なつよ、雪原に愛を叫べ」(6~11日)の週間平均視聴率が21.3%(以下・ビデオリサーチ調べから算出、関東地区)だったことが13日、分かった。前週第5週「なつよ、お兄ちゃんはどこに?」(4月29日~5月4日)の20.7%からアップし、ゴールデンウイーク明けも好調を維持している。

あなたにオススメ

 第6週「なつよ、雪原に愛を叫べ」では、兄・咲太郎(さいたろう、岡田将生さん)を捜すため、東京を訪れていたなつ(広瀬さん)と富士子(松嶋菜々子さん)が、偶然、天陽(てんよう、吉沢亮さん)の兄・陽平(犬飼貴丈さん)と再会する。陽平は、東京の美大に通いながら、マンガ映画を作る会社で働いていた。なつは、陽平に誘われ、マンガ映画の制作現場を見学すると、心を奪われる。一方、十勝では、照男(清原翔さん)が大事な話があると天陽を呼び出し、なつへの思いを確かめようとする。そんな2人は、青年団のスキー大会で対決することになり、照男が勝利するが……という展開だった。

 「なつぞら」は節目となる100作目の朝ドラで、脚本家の大森寿美男さんのオリジナル作。広瀬さん演じるヒロインの奥原なつは1937年、東京生まれの設定。大空襲を生き延びるものの、両親を戦争で失う。兄・咲太郎、妹・千遥(ちはる)と別れ、父の戦友だった柴田剛男に一人引き取られ、北海道の十勝地方に移り住む。柴田家の家業である酪農を手伝う中、持ち前の明るさを取り戻し、北海道移民1世である剛男の義父・泰樹から、開拓者精神とともに人生で大切なことを学んでいく。

 高校卒業後は上京して、当時、「漫画映画」と呼ばれ、草創期を迎えていたアニメ業界に飛び込む。画家志望の友人・山田天陽から、手ほどきを受けたデッサンの腕前を生かし、自然の中での生活で磨かれたみずみずしい感性を発揮していく……というストーリーが展開する。全156回を予定。

テレビ 最新記事