粟野咲莉:「なつぞら」で話題の子役が“母親”役に初挑戦 「世にも奇妙な物語」出演

6月8日放送のオムニバスドラマ「世にも奇妙な物語’19 雨の特別編」に出演する粟野咲莉ちゃん (C)フジテレビ
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6月8日放送のオムニバスドラマ「世にも奇妙な物語’19 雨の特別編」に出演する粟野咲莉ちゃん (C)フジテレビ

 NHK連続テレビ小説「なつぞら」で、女優の広瀬すずさん演じるヒロインなつの子供時代を演じて話題となった子役の粟野咲莉ちゃんが、6月8日に放送されるフジテレビ系のオムニバスドラマ「世にも奇妙な物語’19 雨の特別編」(午後9時放送)で母親役に初挑戦することが22日、分かった。咲莉ちゃんが出演する一編「人間の種」は、女優の木村文乃さん演じる主人公の春田緑の母親・希(のぞみ)が植物として生まれ変わり、姿を現すという内容で、咲莉ちゃんは6歳の希を演じる。

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 咲莉ちゃんは、「『世にも奇妙な物語』なので、怖い役をやるのかな?と思いながら台本を読み始めましたが、思っていた感じとは違って、読みながら泣いてしまいました」と明かし、母親を演じることについては「初めてお母さん役に挑戦しました。お母さんの感じを出すために、なるべく落ち着いたお芝居をするようにしました。初めてやったお母さん役ですが、お料理もしてとても楽しかったです。皆さんにお母さんらしさが伝わるといいなと、少しドキドキしています」と語っている。

 「人間の種」は、デザイン会社に勤めるごく普通の女性会社員・春田緑が主人公。緑は、3年以上付き合った恋人からプロポーズされるも、返事をすることができなかった。誰にも言えない悩みを抱えたまま帰路に着いたその夜、「幸せの種」という名の植物の種を思わず購入する。ある日の夕方、ふと、その種を植えた花壇の土から何かが飛び出しているのに気づく。土の中から現れたのは、頭から芽を生やし、白いワンピースを着た少女・希(のぞみ、咲莉ちゃん)だった。希は、緑に自分は「あなたのお母さん」だといい、緑の母親しか知りえないことを次々と話し出す。娘・緑と頭に芽の生えた母・希の不思議な親子生活が始まり……という展開。

 咲莉ちゃんが6歳の希を演じるほか、女優の山田杏奈さんが15歳の希、岡本玲さんが31歳の希をそれぞれ演じる。

 「世にも奇妙な物語’19 雨の特別編」は、6月8日午後9時~同11時10分にフジテレビ系で放送。

 ◇粟野咲莉ちゃんのコメント全文

 「世にも奇妙な物語」なので、怖い役をやるのかな?と思いながら台本を読み始めましたが、思っていた感じとは違って、読みながら泣いてしまいました。自分とお母さんにこんなことが起きたらと思ったら、涙が出てしまいました。(木村文乃さんについて)私がこんなきれいな方のお母さんになるのか!と不思議な感じがして緊張しました。でも、撮影の合間に私の足にタオルを掛けてくださったり、お話ししてくださったり、木村さんがお母さんみたいな感じに優しくしてくださって、とてもうれしかったです。

 (母親役をやることについて)初めてお母さん役に挑戦しました。お母さんの感じを出すために、なるべく落ち着いたお芝居をするようにしました。初めてやったお母さん役ですが、お料理もしてとても楽しかったです。皆さんにお母さんらしさが伝わるといいなと、少しドキドキしています。登場シーンと衣装が面白いので、注目してもらえたらうれしいです。

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