なつぞら:視聴率大台続く 第51回20.8% 仲さんが朝ドラ恒例(?)の“水落ち”

NHKの連続テレビ小説「なつぞら」主演の広瀬すずさん
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NHKの連続テレビ小説「なつぞら」主演の広瀬すずさん

 女優の広瀬すずさんが主演を務めるNHKの連続テレビ小説(朝ドラ)「なつぞら」の第51回が29日に放送され、平均視聴率は20.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。20%の大台をキープしている。

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 第51回では、なぜ、なつ(広瀬さん)が東洋動画の試験に落ちたのか、納得いかない兄・咲太郎(さいたろう、岡田将生さん)は、仲(井浦新さん)に直接その理由を聞きに行く。仲は、試験の採点をしたのは自分だが、落ちるとは思っていなかったと明かす。そのとき、咲太郎は、以前東洋動画の大杉社長(角野卓造さん)に妹を頼むと直談判したことを思い浮かべる。後日、なつがなぜ落ちたのか探っていた仲が、川村屋に現れ……という展開。この日は、咲太郎に詰め寄られた仲による、朝ドラ恒例(?)の“水落ち”シーンも描かれた。

 「なつぞら」は節目となる100作目の朝ドラで、脚本家の大森寿美男さんのオリジナル作。広瀬さん演じるヒロインの奥原なつは1937年、東京生まれの設定。大空襲を生き延びたものの、両親を戦争で失う。兄・咲太郎、妹・千遥と別れ、父の戦友だった柴田剛男に引き取られ、北海道の十勝地方に移り住む。柴田家の家業である酪農を手伝う中、持ち前の明るさを取り戻し、北海道移民1世である剛男の義父・泰樹から、開拓者精神とともに人生で大切なことを学んでいく。

 高校卒業後は上京して、当時、「漫画映画」と呼ばれ、草創期を迎えていたアニメ業界に飛び込む。画家志望の友人、山田天陽から、手ほどきを受けたデッサンの腕前を生かし、自然の中での生活で磨かれたみずみずしい感性を発揮していく……というストーリー。全156回を予定。

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