なつぞら:第9週視聴20.8%で大台続く なつ、念願の東洋動画に入社!

NHKの連続テレビ小説「なつぞら」主演の広瀬すずさん
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NHKの連続テレビ小説「なつぞら」主演の広瀬すずさん

 女優の広瀬すずさんが主演を務めるNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「なつぞら」の第9週「なつよ、夢をあきらめるな」(5月27日~6月1日)の週間平均視聴率が20.8%(ビデオリサーチ調べから算出、関東地区・以下同)だったことが6月3日、分かった。4月1日のドラマスタートから20%の大台をキープしている。

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 第9週「なつよ、夢をあきらめるな」は、アニメーターを目指して東京にやって来たなつ(広瀬さん)は、憧れの東洋動画の入社試験を受け、不合格となり、行く先を見失ってしまう。不合格の裏に兄・咲太郎(岡田将生さん)の余計な言動があったことが判明し、なつと咲太郎の関係はギクシャクするが、なつは、何とか3カ月後の再試験を突破し、念願の東洋動画に入社を果たす……という展開だった。

 「なつぞら」は節目となる100作目の朝ドラで、脚本家の大森寿美男さんのオリジナル作。広瀬さん演じるヒロインの奥原なつは1937年、東京生まれの設定。大空襲を生き延びるものの、両親を戦争で失う。兄・咲太郎、妹・千遥(ちはる)と別れ、父の戦友だった柴田剛男に一人引き取られ、北海道の十勝地方に移り住む。柴田家の家業である酪農を手伝う中、持ち前の明るさを取り戻し、北海道移民1世である剛男の義父・泰樹から、開拓者精神とともに人生で大切なことを学んでいく。

 高校卒業後は上京して、当時、「漫画映画」と呼ばれ、草創期を迎えていたアニメ業界に飛び込む。画家志望の友人・山田天陽(てんよう)から、手ほどきを受けたデッサンの腕前を生かし、自然の中での生活で磨かれたみずみずしい感性を発揮していく……というストーリーが展開する。全156回を予定。

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