ドクターX:第6シリーズ10月放送へ “大門未知子”米倉涼子「令和も私、失敗しないので!」

ドラマ「ドクターX~外科医・大門未知子~」の第6シリーズで主演を務める米倉涼子さん=テレビ朝日提供
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ドラマ「ドクターX~外科医・大門未知子~」の第6シリーズで主演を務める米倉涼子さん=テレビ朝日提供

 女優の米倉涼子さん主演の連続ドラマ「ドクターX~外科医・大門未知子~」(テレビ朝日系)の第6シリーズが10月から放送されることが6月11日、明らかになった。2017年に放送された第5シリーズ以来、2年ぶりの新作となる。

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 「ドクターX」は、天才的な腕を持ちながら組織に属さず、フリーランスとして病院を渡り歩く天才外科医・大門未知子(米倉さん)を通して医療現場を描いた人気ドラマ。2012年に放送された第1シリーズは同年の民放連続ドラマ1位となる平均視聴率19.1%(関東地区 ビデオリサーチ調べ、以下同)をマークし、2013年放送の第2シリーズは平均視聴率23.0%を記録。2014年放送の第3シリーズは平均視聴率22.9%、2016年放送の第4シリーズは平均視聴率21.5%、2017年放送の第5シリーズでは平均視聴率20.9%を記録した。

 第6シリーズの舞台は、かつてないほどの大赤字に見舞われた「東帝大学病院」。令和を迎え、権威世代と次世代のバランス、コンピューターやAI(人工知能)との共存など多くの問題が時代の波となって押し寄せる中、「ハゲタカ」の異名を持つ投資家のニコラス・丹下が「東帝大学病院」の経営再建の再生プランを打ち出す。丹下のプランは“医療の合理化”を迫り、病院はリストラやコストカットという現実に直面。命のやりとりをする医療現場は、ビジネス最優先となり、ますます政治と権力争いの場へと変貌を遂げていく。丹下により、大門未知子が再び東帝大学病院に派遣される……というストーリー。

 ドラマには、内田有紀さん、遠藤憲一さん、勝村政信さん、鈴木浩介さん、岸部一徳さん、西田敏行さんらおなじみのメンバーも引き続き登場する。第6シリーズは10月から毎週木曜午後9時から放送。

 また、同ドラマシリーズのスピンオフ「ドクターY ~外科医・加地秀樹~」の第4弾が、第6シリーズの放送に先駆けて、今秋に「日曜プライム」枠(午後7~11時)で2時間ドラマとして放送されることも決定した。

 ◇大門未知子役の米倉涼子さんのコメント

 2年ぶりに「ドクターX」が帰ってくることになりました! この2年間、1カ月に20回くらいはいろいろな方に「ドクターXやらないの?」って聞かれたりしていましたが、私自身もそろそろ(ドクターXのメンバー)みんなと会いたいなって思っていたので、うれしいです! ドクターXをやっていない間も、みんなと会うと“チーム感”があって「みんながみんなのためのみんなでいられる空間だな」ということをすごく感じるんです。まだお芝居の仕事を始めて20年ですが、こんなにありがたい絆は、なかなか得られるものではないと思っています。

 この作品も第6シリーズまで来たわけですが、ここまでやってこられたのも視聴者のみなさんのご支持と、集まってくださるキャストのみなさん、そしてまたやりたいと思ってくれるスタッフの方々のおかげ。それはとても大事なことだなと思います。

 ただ、なにせ2年ぶりなので腕が鈍っていないかだけが心配です(笑い)。私、加地先生役の勝村政信さんよりブランクがあるんですよ! 彼は、昨年「ドクターY」をやっているので……。だから加地先生には負けないようにしなきゃって思っています(笑い)。

 最近では街中などでも、「米倉涼子だ」と言われるよりも「大門未知子だ」と言われることのほうが多くなりました。自分が思っている以上にドクターXという作品や大門未知子というキャラクターはみなさんにとって身近なものになっているんだなと実感しますし、私自身も誰かと会話をするときに、無意識に未知子や蛭間、晶さんの話をしていることもあり、私にとっても今や身近で自然なものです。

 2年ぶりのドクターX。ちょっと緊張していますが、自由で力強い大門未知子で帰ってきたいと思います。「令和も私、失敗しないので!」

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