緊急取調室:第9話 キントリ、最後の事件 吉川愛演じる“北山未亜”が再登場 吉田鋼太郎も

女優の天海祐希さん主演の連続ドラマ「緊急取調室」の第9話の1シーン(C)テレビ朝日
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女優の天海祐希さん主演の連続ドラマ「緊急取調室」の第9話の1シーン(C)テレビ朝日

 女優の天海祐希さん主演の連続ドラマ「緊急取調室」(テレビ朝日系、木曜午後9時)の第9話が6月13日に15分拡大で放送される。今シーズンの初回冒頭で、3人もの人間を殺害した容疑でキントリの取り調べを受けるも自供せず、強烈なインパクトを残した被疑者・北山未亜(吉川愛さん)が再登場をするほか、吉田鋼太郎さん、坂東龍汰さんがゲスト出演する。

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 かつて真壁有希子(天海さん)ら「緊急事案対応取調班」(通称・キントリ)が取り調べ担当に手を挙げるも、却下されてしまった事件が再び動き出した。医大生・藤井卓生(坂東さん)が同級生を刺殺したと目される事件で、藤井が容疑を否認し続けたため、取り調べが中止された。

 しかし、その後、事件発生時に「やめろ、藤井」という被害者の声を聞いた人物の存在が明るみになり、警視庁は藤井の逮捕を決定。キントリに対し、彼を48時間以内に落として送検するよう命じた。

 この事件は、キントリが自供を引き出せなかった連続殺人事件の被告人・北山未亜(吉川さん)との関連性が疑われていた。藤井が、未亜とSNSで連絡を取り合っていたことが判明したからで、その事実を知ったキントリは一丸となり、「今度こそ必ず落とす!」と奮起。しかし、刑事部部長・磐城和久(大倉孝二さん)は無情にも、この事件を最後にキントリの構成メンバーが正式変更されることを告げる。

 現キントリがまさに背水の陣へと追い込まれる中、有希子は未亜と藤井をつなぐ“もう一つの接点”を見つける。3年前に発生した豪雨災害で、当時2人は土砂崩れによってキャンプ場に隔離されてしまったが、地元中学の校長・染谷巌(吉田さん)によって救出されていた。有希子らはわらにもすがる思いで染谷の元を訪問するが……。

 「緊急取調室」は、可視化設備の整った特別取調室で容疑者を取り調べる専門チーム・キントリメンバーが、数々の凶悪犯と心理戦を繰り広げる姿を描く。井上由美子さんのオリジナル脚本。第1シーズンは2014年1月期、第2シーズンは2017年4月期に放送され、2015年9月にスペシャルドラマも放送された。第3シーズンでは被疑者にもかかわらず、さまざまな立場の油断ならぬ女たちがキントリを翻弄(ほんろう)する中、事件の裏の真実を暴いていく。

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