なつぞら:なつは生みの苦しみ… 第88回視聴率19.9%で2日連続大台割れ

NHKの連続テレビ小説「なつぞら」主演の広瀬すずさん
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NHKの連続テレビ小説「なつぞら」主演の広瀬すずさん

 女優の広瀬すずさんが主演を務めるNHKの連続テレビ小説(朝ドラ)「なつぞら」の第88回が7月11日に放送され、平均視聴率は19.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区・以下同)だった。前日の第87回19.8%に続いて、20%の大台に届かなかった。

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 第88回では、咲太郎(岡田将生さん)は、劇団を辞めて、声優のプロダクションを設立するとなつ(広瀬さん)に宣言する。咲太郎は、所属第1号の蘭子(鈴木杏樹さん)とともに、雪次郎(山田裕貴さん)やレミ子(藤本沙紀さん)に声優という仕事の可能性を語る。制作の期限が迫ってきた初夏、東洋動画では、短編映画のストーリーがなかなかまとまらず、なつは麻子(貫地谷しほりさん)や坂場(中川大志さん)らと共に生みの苦しみを味わっていた……。

 「なつぞら」は、100作目の朝ドラで、脚本家の大森寿美男さんのオリジナル作。戦後、北海道・十勝地方に移り住み、移民1世の柴田泰樹から開拓者精神を学んだなつは、高校卒業後に上京。当時「漫画映画」と呼ばれ、草創期を迎えていたアニメ業界に飛び込む。画家志望の友人・山田天陽から手ほどきを受けたデッサンの腕前を生かし、自然の中での生活で磨かれたみずみずしい感性を発揮していく……というストーリーが展開する。

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