テレビ質問状:「ねこが笑えば」“猫モテ”を徹底追求

番組「ねこが笑えば」の場面カット
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番組「ねこが笑えば」の場面カット

 WOWOWは、7月18日から毎週木曜深夜0時(第3~8回は午後9時半)にWOWOWライブで新番組「ねこが笑えば」を放送する。全11回。「猫を愛し、猫を喜ばせ、猫から愛されたい!」猫好き必見の“猫モテ”を徹底追求する内容となる。猫好きクリエーターと共に猫への“偏愛”を発信するプロジェクト「Cat’s ISSUE」の協力のもと、猫が喜ぶグッズ、料理、住まい、モテテクニックなどをコーナー別に追求し紹介する。番組を担当したWOWOW制作局制作部の稲生紗也プロデューサーに話を聞いた。

ウナギノボリ

 ――番組の概要と魅力は?

 猫にモテるためのあれこれを、ミニコーナー形式で紹介する番組です。猫ブームだからではなく、純粋に“猫を愛する人たち”が集まって制作していて、猫好きに楽しんでもらえる内容になっていると思います。

 ――今回のテーマを取り上げたきっかけと理由は?

 私自身が、猫がいないと生きていけないような猫好きです。猫好きは、家の子が一番と思いながらも、友人の家の猫も、猫カフェの猫も、地域猫も、“猫”という生き物自体が好きな人が多い気がしていて、その猫に好かれることは、猫好きにとって最大の喜びだと思っています。ただ猫が可愛い、猫に癒やされるではなくて、猫と人間がもっと楽しく幸せに共存できるようにという願いを込めて企画しました。

 ――制作中、一番に心がけたことは?

 猫は、一般のお宅にお邪魔して撮影をしていて、猫がびっくりしないためにも、基本は、私を含む女性スタッフ3人だけで行っています。いつもカメラを出す前に、猫とスキンシップを取ったり、できる限り、リラックスした様子を撮影するために猫と遊んだり、時にはお昼寝をしながら撮影しています。

 ――番組を作る上でうれしかったことは?

 撮影でいろんな猫ちゃんや猫好きさんに出会えたことが、何よりもうれしいです。動物の撮影は人間の何倍も時間がかかると聞いていたのですが、全然そんなこともなく、みんないい子ばかりで、毎回別れ際、名残惜しくなるほどです。

 撮影や番組に協力してくださる猫好きさんたちも、どの方も皆さん優しくてすてきな方ばかりで、本当にそんな方々のお陰で番組が成り立っています。

 社内で、今までお話ししたことがなかった猫好きの人が、話しかけてくださったりするのもとてもうれしいです。

 ――番組を作る上で大変だったエピソードは?

 猫不動産というコーナーの撮影では、キャットウオークを猫目線で歩いているかのようにiPhoneで撮影しているのですが、それがなかなか難しくて、いつもディレクターさんと苦戦しながら撮影しています。

 ――番組の見どころを教えてください。

 猫モテに関する色んなミニコーナーが無秩序に登場しますが、実は、デザイン一つ取っても、効果音一つ取っても、できるだけ猫モチーフや動物番組っぽい要素を排除して制作しています。猫を人間のように(それ以上の存在として)扱うところに、シュールさだったり、意外性といった番組の良さがあると思っています。

 ――視聴者へ一言お願いします。

 猫にモテるための番組ってなんぞや!でしょうし、なかなかどんな番組かという説明が難しいので、ぜひ1話を見ていただければと思います! よろしくお願いします!


 WOWOW 制作局制作部 プロデューサー 稲生紗也

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