ノーサイド・ゲーム:吉田沙保里が本人役で出演 引退後初のユニホーム姿で大泉洋からタックル受ける

連続ドラマ「ノーサイド・ゲーム」に出演する吉田沙保里さん(左)と、主演の大泉洋さん (C)TBS
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連続ドラマ「ノーサイド・ゲーム」に出演する吉田沙保里さん(左)と、主演の大泉洋さん (C)TBS

 俳優の大泉洋さんがTBS系のドラマ枠「日曜劇場」(日曜午後9時)で初主演する連続ドラマ「ノーサイド・ゲーム」の第5話(8月11日放送)に、レスリング女子で五輪3連覇を果たした吉田沙保里さんが、本人役で出演することが8月2日、分かった。劇中で吉田さんは、リオ五輪(2016年)以来となる、シングレット(レスリングのユニホーム)姿を披露し、大泉さん演じる君嶋隼人から、タックルを受ける。

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 第5話は、最強王者「サイクロンズ」に対抗する技術を習得するため、レスリングの道場に出げいこにやってきたアストロズ。アストロズの選手たちが、レスリング選手の高速タックルを受ける中、なぜか君嶋GMも吉田さんにタックルをする……という展開。レスリングのコーチ役として、ソウル五輪・レスリング男子フリースタイル48キロ級・金メダリストの小林孝至さんも出演する。

 ドラマは、「半沢直樹シリーズ」「陸王」「下町ロケット」などで知られる人気作家・池井戸潤さんの新作同名小説(ダイヤモンド社)が原作。大泉さんが池井戸さん原作ドラマへの出演、同局の連続ドラマに主演するのは、共に初めて。大手自動車メーカー「トキワ自動車」で働いていたが工場に左遷され、低迷中のラグビーチーム「アストロズ」のGMを兼務することになった君嶋が自身とチームの再起に挑む姿を描く。

 ◇吉田沙保里さんのコメント

 ユニホームを着るのはリオ五輪以来でしたが、楽しく撮影させてもらいました。撮影なので全力のタックルではなかったと思いますが、撮影が進むにつれて徐々に大泉さんのタックルに力が入ってきた気がします。撮影前に大泉さんを初めて見たときはか弱そうな印象だったんですが、撮影が終わってみるとさっきよりひとまわり大きくなったように見えますね(笑い)。

 ドラマには何度か出演させていただいたことがありますが、レスリング選手の役は初めてだったので快諾させていただきました。こういうシーンを作っていただいてありがたいです。これまでレスリング一筋できたのでいろんな経験をしたいです。せりふがあると大根女優になってしまうので……。今回一番救われたのはせりふが少なかったことです(笑い)。

 監督から「可愛らしさが出ているのでもっと強い感じで」と言われ、自分がNGを出して何度も撮影を繰り返すわけにはいかないと思ってがんばりました。力強い私が映っていたらいいなと思いますし、このレスリングのシーンで視聴者の方が盛り上がってくださるといいなと思います!

 ◇大泉洋さんのコメント

 スタッフから「吉田沙保里さんに出演オファーをしています」と聞いて冗談だろうと思っていましたが、まさかご出演いただけるとは思っていませんでした。そんな吉田さんにタックルをする際、アストロズの選手たちから「勝ってくださいGM!」とハッパをかけられて一瞬その気にはなりましたが、勝てるわけがないです!! そもそもレスリングをやることになるとは……。

 今回初めてお会いしましたが、吉田さんはこんなにお奇麗な方なんだと思いました。演技に関して監督からいろいろと演出を付けられていましたが、常に落ち着いていらっしゃって何を言われてものみ込みが早く素晴らしかったです。そして吉田さんの動きは、とにかく早い! まるで忍者のようでした。なかなか体験できないことですし、光栄でした。

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