山下真司:「スクール・ウォーズ」放送後「先生役断っていた」 スナックで「ヒーロー」がかかると…

Paraviの特別番組「Paravi配信&DVD-BOX発売記念 スクール・ウォーズ同窓会2019」の会見に登場した山下真司さん
1 / 6
Paraviの特別番組「Paravi配信&DVD-BOX発売記念 スクール・ウォーズ同窓会2019」の会見に登場した山下真司さん

 俳優の山下真司さんが8月24日、東京都内で行われた動画配信サービス「Paravi(パラビ)」の特別番組「Paravi配信&DVD-BOX発売記念 スクール・ウォーズ同窓会2019」の会見に登場した。1984年にTBSで放送された青春ドラマの名作「泣き虫先生の7年戦争 スクール・ウォーズ」で教師の滝沢賢治を演じた山下さんは、放送から35年の間で苦労したことを聞かれると「(その後、)先生役が来たのですが断りました。『スクール・ウォーズ』のイメージがあり、それはスペシャルだから」と答えた。

ウナギノボリ

 さらに「ジムでストレッチしていると(同作の主題歌の)『ヒーロー』が流れて、ジロッとこちらを見られたり、スナックでは『ヒーロー』がかかって歌わせようとしてくる。(同曲を歌うのは)難しいんですよ」と話し、苦笑いしていた。

 「泣き虫先生の7年戦争 スクール・ウォーズ」は、ラグビーブームのきっかけとなったドラマ。ラグビー元全日本メンバーで教師の滝沢が、弱小の川浜高校ラグビー部を立て直し、全国優勝に導く姿を描いた。山下さんは同作について「ある意味、芸術作品」と話し、「当時は、こんなに人気が出ると思わなかった。令和になっても愛される作品となった。(『スクール・ウォーズ』に出演できて)運が良かった。あれがないと今がない。感謝しかない」としみじみ語った。

 会見には、同作に出演した大木大助役の松村雄基さん、富田圭子役の伊藤かずえさん、主題歌の「ヒーロー」をうたった麻倉未稀さんも出席。松村さんは「ラグビーはみんなができるスポーツだから普遍性がある。それに試合が終わったら『ノーサイド』。そういうところに引き付けられたんだと思う」と話し、「僕は7話から登場したので、現場の雰囲気がすごかった。(撮影現場に)電車で通っていたのですが、放送された翌日の電車内では、学生たちが『スクール・ウォーズ』の話をしていた」と当時の盛り上がりを語った。

 特別番組は、9月1日から「Paravi」で同作が全話一挙配信されるのと、DVDボックスが9月4日に発売されるのを記念して、「ラグビーの日」となる8月24日にライブ配信された。

写真を見る全 6 枚

テレビ 最新記事