フジ梅津弥英子アナ:「分からない」「知りたい」を大切に 日曜朝の報道キャスターは「日々、勉強」

「日曜報道 THE PRIME」でキャスターを務めている梅津弥英子アナウンサー
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「日曜報道 THE PRIME」でキャスターを務めている梅津弥英子アナウンサー

 今年4月スタートしたフジテレビの日曜朝の報道番組「日曜報道 THE PRIME」(午前7時半~同8時55分)で、キャスターを務めている梅津弥英子アナウンサー。これまで、数々の報道番組や情報番組に出演してきたが、時間と共に変化する情報に「まだまだ追いつかないところがあり、日々、勉強です!」と真剣な表情を見せる。「どこよりも深く、見たことのない映像、情報を届けています!」と魅力を語る。制作の裏側を聞いた。

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 ◇「とくダネ!」共演の笠井アナからの教え
 
 梅津アナは青山学院大学卒業後、2000年に同局入社。「日曜報道 THE PRIME」では、同局の報道局解説委員の松山俊行さんと共にキャスターを務めている。

 「宿題の本をいただいたり、専門家にお話を聞かせていただく時には、同行させてもらっています」と、日々の努力を怠らない。朝の情報番組「とくダネ!」(毎週月~金曜午前8時)で共演した笠井信輔アナウンサーからの、梅津アナの「良さは『言葉に感情が乗っているところ』。だから『自分が取材して見聞きしたことを表現しろ』」という教えがあるからだ。

 梅津アナは「知らないことを話そうとすると顔に出てしまうことがあるので、自分が納得いくまで勉強をしたり、話を聞いておきたいんです。そして、感じたことに対していったん客観的になり、視聴者の皆さんに正確にお伝えさせていただきたいという思いでやっています」と話す。

 ニュースを分かりやすく視聴者に伝えられるように、「私が『分からない』『もっと知りたい』って思ったことは、松山キャスターやスタッフを交えて相談しています」と語り、見たことのない映像、情報を届けるために「スタッフの皆さんは、心と体を砕いて頑張っています」と熱く語る。

 ◇食事会でコミュニケーション向上 松山キャスターは「ひょうきん」

 「日曜報道 THE PRIME」は、出演者たちがさまざまなニュースについて、いろいろな意見をテンポ良く語り、意見を交わす。梅津アナは、「韓国やイランなど、世界の料理を食べるツアーが度々企画され、放送が終了した後に、出演者、スタッフを交えて行っています」と明かし、こういった同じ釜の飯を食べる食事会の時間がコミュニケーションに役立っているという。

 梅津アナに、松山キャスターの印象を聞くと「元々知識の多い方なのですが、更にすごい量の情報を一夜漬けで入れるんです。私も得意なほうだと思っていたのですが、松山さんは本当にすごい」と語る。

 その一方で「とても話しやすい先輩です。ついつい生意気にも突っ込んでしまうことがあるぐらい」と表情を緩ませる。続けて「松山キャスターの魅力はまだまだ画面に出ていないと思います。トランプ大統領のものまねとかすごく上手なんですよ」と声を弾ませながら「おこがましいですけど、松山さんのひょうきんさとかを引き出せたていけたらなって思います(笑い)」と笑顔を見せた。

 今後、梅津アナが話す松山キャスターのひょうきんさが見られるのか。出演者同士がどんな掛け合いを見せながら、ニュースを伝えていくのか期待だ。

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