広瀬すずさん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「なつぞら」(総合、月~土曜午前8時ほか)は第23週「なつよ、天陽くんにさよならを」を放送。9月5日の第136回では、十勝へ帰省中のなつ(広瀬さん)は、菓子屋「雪月」を訪れ、菓子職人となった雪次郎(山田裕貴さん)とその妻・夕見子(福地桃子さん)に再会する。なつの娘・優が、雪次郎の作った菓子を食べていると、雪次郎の母・妙子(仙道敦子さん)や祖母・とよ(高畑淳子さん)も現れ、昔の雪月の雰囲気が戻ってくる。そこへ父・雪之助(安田顕さん)が現れ、天陽(吉沢亮さん)が描いたという“あるもの”を見せる。天陽がそれに込めた思いを、雪之助は静かに語り出し……?
ウナギノボリ
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「なつぞら」は、100作目の朝ドラで、脚本家の大森寿美男さんのオリジナル作。戦後、北海道・十勝地方に移り住み、移民1世の柴田泰樹から開拓者精神を学んだなつは、高校卒業後に上京。当時「漫画映画」と呼ばれ、草創期を迎えていたアニメ業界に飛び込む。画家志望の友人・山田天陽に手ほどきを受けたデッサンの腕前を生かし、自然の中での生活で磨かれたみずみずしい感性を発揮していく。
第22週「なつよ、優しいわが子よ」は、坂場(中川大志さん)のマコプロダクションへの再就職が決まったものの、愛娘の優を預ける保育園が見つからず。そんな矢先、なつは、仲(井浦新さん)から東洋動画の勝負作「キックジャガー」の作画監督という大役を命じられる。なつは保育ママを探そうとするが、共働き夫婦への風当たりは厳しく、途方に暮れる。そんな中、手を差し伸べたのは茜(渡辺麻友さん)で、なつは茜の応援を受け、育児と仕事の両立に励むが、そんなある日、優が熱を出していると茜から電話が入る。仕事を手放せないなつは、坂場に電話するものの、連絡がつかず……という展開だった。
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