藤原竜也:小栗旬に“でこピタ”&“ゼロ距離”でささやく…「もーっと堕ちろよ」

映画「人間失格 太宰治と3人の女たち」で太宰治(小栗旬さん・右)ににじり寄る坂口安吾(藤原竜也さん)(C) 2019「人間失格」製作委員会
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映画「人間失格 太宰治と3人の女たち」で太宰治(小栗旬さん・右)ににじり寄る坂口安吾(藤原竜也さん)(C) 2019「人間失格」製作委員会

 俳優の小栗旬さん主演の映画「人間失格 太宰治と3人の女たち」(蜷川実花監督、9月13日公開)の本編映像「太宰と安吾編」が9月9日、解禁された。天才作家・太宰治(小栗さん)に作家の坂口安吾(藤原竜也さん)が迫り、額をぴたりとつけた“ゼロ距離”でささやく様子が収められている。

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 公開されたのは、酒と薬に溺れて破天荒な生活を送っていた坂口が、酔っぱらいながらも太宰に傑作を書くよう檄を飛ばすシーン。坂口は「やだね~! 女房だの子どもだの、壊れて困るもんなんて作家は持っちゃいけねーんだよ」と大声で話しかけながらじりじりと太宰に近寄り、2人の距離はほぼゼロに。さらに安吾は太宰に額をぶつけ「人は堕(お)ちる。生きてるから堕ちる。なぁ太宰、もーっと堕ちろよ」とささやき、最終的には自分が椅子から落ちてしまう様子が映し出される。

 文豪・太宰治の遺作「人間失格」の実写化ではなく、「人間失格」の誕生秘話を太宰自身と彼を愛した3人の女性の目線から、実話を基にしたフィクションとして映画化。ベストセラー作品を連発しつつも、正妻と2人の愛人という3人の女性と関係を持ち、愛人と川に身を投げた太宰の恋と生涯を、蜷川監督ならではの新解釈とビジュアルで描く。正妻・美知子役で宮沢りえさん、愛人・静子役の沢尻エリカさん、“最後の女”こと富栄役で二階堂ふみさんが登場する。

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