広瀬すずさん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「なつぞら」(総合、月~土曜午前8時ほか)は第24週「なつよ、この十勝をアニメに」を放送。9月13日の第143回では、連日、なつ(広瀬さん)と坂場(中川大志さん)を中心に「大草原の少女ソラ」の制作が進む。時に、泰樹(草刈正雄さん)の姿を想像しながら原画を描き続け、なつは忙しいながらも充実した日々を過ごす。そんな中、声優のオーディションが行われ、咲太郎(岡田将生さん)の事務所に所属する蘭子(鈴木杏樹さん)やレミ子(藤本沙紀さん)の配役が決まっていく。作画作業は、連日連夜ほぼ休みなく続き、ついに放送日がやってきて……。
ウナギノボリ
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「なつぞら」は、100作目の朝ドラで、脚本家の大森寿美男さんのオリジナル作。戦後、北海道・十勝地方に移り住み、移民1世の柴田泰樹から開拓者精神を学んだなつは、高校卒業後に上京。当時「漫画映画」と呼ばれ、草創期を迎えていたアニメ業界に飛び込む。画家志望の友人・山田天陽に手ほどきを受けたデッサンの腕前を生かし、自然の中での生活で磨かれたみずみずしい感性を発揮していく。
第23週「なつよ、天陽くんにさよならを」は、坂場から「大草原の小さな家」という本を手渡され、これを原作に一緒にテレビ漫画を作ろうと持ちかけられるなつ。東洋動画を辞めるべきか、仲(井浦新さん)に恩義を感じるなつは思い悩む。その頃、十勝では天陽(吉沢亮さん)が体調を崩し、入院していた。ある時、病院を抜け出してきた天陽は、徹夜で一枚の絵を描き上げる。心配する妻・靖枝(大原櫻子さん)に天陽は「畑を見てくる」と言い残し、アトリエを出ていく。夏が過ぎ、優を連れてなつは久しぶりに十勝に帰省する。「雪月」に立ち寄ると、雪之助(安田顕さん)から天陽が新しくデザインした店の包装紙を見せてもらい……という展開だった。
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