監察医 朝顔:食事シーンで「生活を色濃く、分かりやすく」 視聴者も共感

連続ドラマ「監察医 朝顔」のワンシーン(C)フジテレビ
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連続ドラマ「監察医 朝顔」のワンシーン(C)フジテレビ

 女優の上野樹里さん主演の連続ドラマ「監察医 朝顔」(フジテレビ系、月曜午後9時)で、主人公・万木朝顔(上野さん)や桑原真也(風間俊介さん)らがバタバタと身支度を済ませながら朝ご飯を食べる描写や、平(時任三郎さん)がグラスにビールを注いで晩酌をする姿などが、SNSで「朝のバタバタにすごく共感できる」「日常的で幸せを感じる」「食事のシーンが落ちつく」と話題だ。ドラマの金城綾香プロデューサーに食事シーンについて聞いた。

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 ドラマは、興雲大学法医学教室に勤める法医学者の朝顔と、朝顔の父で野毛山署強行犯係の刑事・平が遺体から、かたや解剖、かたや捜査で真相を探る姿を描く。法医学教室で主任教授の夏目茶子(山口智子さん)が朝顔たちに独特の料理を振る舞って困らせたり、署内で平たちが弁当を広げたりするなど、シリアスな部分と視聴者の心を和ませる日常感あふれる部分の“緩急”が特徴だ。

 金城プロデューサーは平野眞監督たちと「生きていることや生活している部分を色濃く描きたい」と話し合った上で「『食べること』は生きていることにつながっていると思うので、そこは分かりやすく打ち出しました」と制作の裏側を明かす。

 また「人が食べているのを見るのが好き」「嫌いなキャラクターでも食事をしているところを見ると親近感が湧いてしまう」と笑い、恋愛・職業系ドラマの登場人物たちが「食べないのを見ていると『おなかすかないのかな?』と思っていました。普段、私たちは食べたり飲んだりしながら会話をしてたりするじゃないですか」と視聴者が共感できそうな描写を取り入れている。

 今後も朝顔、桑原、つぐみ(加藤柚凪ちゃん)、平たちが食事するシーンを「楽しんでほしい」という金城プロデューサー。最終回を目前に控えても、まだまだ和ませてくれるシーンがありそうだ。

 16日午後9時から第10話が放送される。

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