比嘉愛未:「TWO WEEKS」娘役の稲垣来泉と涙で撮了 最終話は「ドキドキする展開」

連続ドラマ「TWO WEEKS」に出演している(左から)三浦春馬さん、稲垣来泉ちゃん、比嘉愛未さん=カンテレ提供
1 / 5
連続ドラマ「TWO WEEKS」に出演している(左から)三浦春馬さん、稲垣来泉ちゃん、比嘉愛未さん=カンテレ提供

 俳優の三浦春馬さん主演で放送中の連続ドラマ「TWO WEEKS(トゥーウィークス)」(カンテレ・フジテレビ系、火曜午後9時)で青柳すみれを演じる比嘉愛未さんと、娘のはな役の稲垣来泉ちゃんがこのほど、クランクアップを迎えた。2人の最後の撮影は、はなが入院する病室のシーンだった。

ウナギノボリ

 撮影を終えた来泉ちゃんは「本当は皆さんと会えなくなるのがさみしいし、明日からはなちゃんの演技ができないということがすごくさみしいです。私をはなに選んでくれてありがとうございました」と大粒の涙をこぼしながらあいさつ。現場には主人公・結城大地役の三浦さんも駆けつけ、「くーちゃん(来泉ちゃん)も一生懸命頑張ってくれたよね。すごい良かったから、みんな良い演技ができた」と話し、比嘉さんと一緒に来泉ちゃんの頭をなでたという。

 比嘉さんは今作が母親役初挑戦だった。比嘉さんも目に涙を浮かべながら、「毎日現場に行くのが楽しみで、終わるのがさみしくて……。私も最後のシーンを撮りに来る前に泣いちゃったんです。いろいろな感情をこの現場で味わうことができたのは、皆さんのおかげです。こういう現場、人に出会いたいから、また続けたいと思わせてくれた作品でした。この出会いに感謝して、また続けていきたいと思います。ありがとうございました」とあいさつした。

 比嘉さんは最終話について「最終的にみんながどの道を選ぶのか? そして、すみれが結城と有馬(三浦貴大さん)のどちらを選ぶのか? ドキドキする展開になっていますし、絶対に満足させられるお話になっています。ぜひ、見逃さないでほしいです」とメッセージを寄せている。

 「TWO WEEKS」は同名の韓国ドラマが原作。殺人未遂罪で服役し、毎日をただ刹那(せつな)的に過ごす中、殺人のぬれぎぬを着せられ逮捕された結城が、白血病の娘・はなを救おうとする2週間の逃亡劇を描いている。最終話は17日午後9時から放送。

 ◇比嘉愛未さんのコメント

 --クランクアップを迎え、改めて心境を聞かせてください。

 こんなに楽しくて充実した現場になるとは思わなかったです。何年役者をやっても分からないことがあるなと思える、ご褒美のような作品と現場でした。こういう幸せで、いとおしい出会いがあるから(役者を)やめられないなと思えるくらい、宝物をいっぱいもらいました。

 --来泉ちゃんとの撮影を振り返っていかがですか?

 今回の役は、心情的にとても苦しくなっていく話で精神的にもつらかったですけど、現場では来泉がそばにいて遊んで笑って、スタッフもキャストもみんな仲が良くて、心が潤っていたんです。一番は、はな役が来泉だからこそ、私もすみれでいられたなと思います。本当にいとおしくて、お芝居じゃなく自然に涙を流したり、強くなれたり。お母さんってこういう気持ちになるのかなという体験ができたので、これは大切な感情として取っておきたいなと思いました。

 --春馬さんとの共演はいかがでしたか?

 今回初めて共演させていただきましたが、本当にあれだけ現場にドシッとブレずにいてくれる座長さんはこの時代すごく珍しいと思います。春馬くんが先頭をずっと走り切ってくれたから、私たちも頑張れました。人の心も読めて、素晴らしい役者さんと共演できたと思います。

写真を見る全 5 枚

テレビ 最新記事