なつぞら:なつの母は戸田菜穂! 放送で判明 記憶の中に登場「不思議な気持ち」

NHKの連続テレビ小説「なつぞら」第146回になつの母として登場した戸田菜穂さん (C)NHK
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NHKの連続テレビ小説「なつぞら」第146回になつの母として登場した戸田菜穂さん (C)NHK

 女優の広瀬すずさんが主演を務めるNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「なつぞら」の第146回が9月17日に放送され、ヒロイン・なつ(広瀬さん)ら兄妹の母を戸田菜穂さんが演じていることが明らかにされた。戸田さんは1993年度前期の朝ドラ「ええにょぼ」で主人公・悠希を演じており、「なつぞら」では14人目の歴代ヒロインの出演となる。

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 第146回で、なつの記憶の中に母として登場した戸田さん。「一視聴者として『なつぞら』を見ていたので、今回の出演のお話しをいただいたときは、『私がなっちゃんの本当のお母さんなんだ!』と、不思議な気持ちになりました」といい、「劇中では、なつたちに会うことはかないませんでしたが、撮影の合間に広瀬さんや、(千遥役の)清原果耶さんたちが会いにきてくれてうれしかったです! それぞれの人生を生きてきた3人と家族みんなで仲良く暮らしていたころの温かい雰囲気が出ればと撮影に臨みました」と明かしている。

 また、「私がヒロインを務めた『ええにょぼ』は(NHK)大阪局制作だったので、今でも大阪局に行くたび『ただいま!』という気持ちになるのですが、きっと広瀬さんにとっては、東京のスタジオがふるさとのような存在になるのだろうと思います」と話しており、「これからも、連続テレビ小説は見てくださる方にとって、『私も頑張ろう!』と思える朝日のような存在であり続けてほしいです! 」と思いを語った。

 「なつぞら」は、100作目の朝ドラで、脚本家の大森寿美男さんのオリジナル作。戦後、北海道・十勝地方に移り住み、移民1世の柴田泰樹から開拓者精神を学んだなつは、高校卒業後に上京。当時「漫画映画」と呼ばれ、草創期を迎えていたアニメ業界に飛び込む。画家志望の友人・山田天陽に手ほどきを受けたデッサンの腕前を生かし、自然の中での生活で磨かれたみずみずしい感性を発揮していく。

 これまで「ひまわり」(1996年度前期)の松嶋菜々子さん、「娘と私」(1961年度)の北林早苗さん、「ふたりっ子」(1996年度後期)の岩崎ひろみさん、「おしん」(1983年度)の小林綾子さん(子供時代)、「どんど晴れ」(2007年度前期)の比嘉愛未さん、「純ちゃんの応援歌」(1988年度後期)の山口智子さん、「ちりとてちん」(2007年度後期)の貫地谷しほりさん、「本日も晴天なり」(1981年度後期)の原日出子さん、「だんだん」(2008年度後期)の三倉茉奈さん、「鳩子の海」(1974年度)の藤田三保子さん、「おしん」のヒロインの田中裕子さん、「天花」(2004年度前期)の藤澤恵麻さん、「まんぷく」(2018年度後期)の安藤サクラさんといった歴代朝ドラヒロインが出演している。

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