松嶋菜々子:大沢たかおと5度目共演で初の夫婦役 「好きで指名してるでしょ?」

映画「AI崩壊」の一場面(C)2019映画「AI崩壊」製作委員会
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映画「AI崩壊」の一場面(C)2019映画「AI崩壊」製作委員会

 女優の松嶋菜々子さんが、俳優の大沢たかおさんが主演を務める映画「AI崩壊」(入江悠監督)に出演することが10月8日、明らかになった。松嶋さんは、主人公の桐生浩介(大沢さん)と共に画期的なAIの研究をしていたが、病により若くしてこの世を去ってしまう妻・桐生望役を演じる。大沢さんとは5度目の共演で初の夫婦役となる。

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 松嶋さんは5度目の共演となる大沢さんに対して「私のことが好きで指名してるでしょ(笑い)」とコメント。大沢さんは「そうだよ!」と返しながら、「そんなことを言い合えるような仲です」と冗談交じりに語るなど、しっかりとした信頼関係をアピールしている。

 映画は、入江監督が脚本も担当したオリジナルストーリー。2017年に公開された映画「22年目の告白-私が殺人犯です-」のスタッフが集結して製作される。医療・金融・交通・セキュリティーなど、AI(人工知能)が国民の生活を支えるインフラとして欠かせない存在となった2030年の日本が舞台。ある日、信頼していたAIが暴走し想像を絶する大惨事が発生する……という展開。

 桐生望は、自らの強い意志と信念で、夫・桐生浩介の生き方に大きな影響を与える重要かつ難しいキャラクターになるといい、松嶋さんは脚本について「近未来を描いた作品は海外で多く作られていると思いますが、日本でここまでスケールが大きい作品は無いと思いますので、この脚本をどのように映像化していくのか期待が膨らみました」と語り、「AIに代わる仕事が増えていく未来がありますが、そこで大切なのは人の存在価値であり、ロボットが一番ではないということ。私にも子供がいるので、望の思いには感情移入ができました」と語っている。

 「AI 崩壊」は、2020年1月31日に全国で公開される。

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