時効警察はじめました:第2話メインゲストは向井理 吉岡里帆と久々再会も「いまだに目を見てくれなくて…」

コメディーミステリードラマ「時効警察はじめました」の第2話に出演する向井理さん(左)とオダギリジョーさん =テレビ朝日提供
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コメディーミステリードラマ「時効警察はじめました」の第2話に出演する向井理さん(左)とオダギリジョーさん =テレビ朝日提供

 俳優の向井理さんが、オダギリジョーさんや麻生久美子さんらが出演するコメディーミステリードラマ「時効警察はじめました」(テレビ朝日系、金曜午後11時15分)の第2話(10月18日)でメインゲストを務めることが10月12日、分かった。時効となった事件で父親を殺された、“ミステリーの貴公子”ことミステリー作家の日下部秋斗を演じる。

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 向井さん演じる秋斗は、小説がすべてベストセラーになり、写真集やCDなども出すほどの人気者……というキャラクター。向井さんは「最初のシーンからアイドル的要素があるので、演じるにあたっては、そっちを強めに意識しました。もうよく分からない設定の役柄に(笑い)、真面目に取り組んでいますので、ぜひご覧ください」とアピールしている。

 オダギリさんとは2014年の連続ドラマ「S -最後の警官-」、麻生さんとは映画「小野寺の弟・小野寺の姉」(2014年)、吉岡里帆さんとは連続ドラマ「きみが心に棲みついた」(18年)で、それぞれ共演している。

 吉岡さんについて、向井さんは「(「きみが心に棲みついた」で)僕がものすごくひどい役だったので、吉岡さんもいまだに目を見てくれなくて……(苦笑い)。今回『おはようございま~す』とあいさつしたときも、伏し目がちで、ちょっとトラウマを植え付けてしまったのかな……と申し訳なくて……」と振り返っていた。

 「時効警察」は、時効が成立した事件にスポットを当てたコメディーミステリー。総武警察署時効管理課の警察官である霧山修一朗(オダギリさん)が交通課の三日月しずか(麻生さん)らを巻き込んで、“趣味”で時効が成立した事件を捜査する姿を描く。

 第2話の脚本は福田雄一さんと田中眞一さん、監督は塚本連平さんが担当する。

 ◇向井理さんのコメント

 ――「時効警察はじめました」への出演が決まったときの気持ちをお聞かせください。

 「時効警察」は一視聴者として楽しんでいた作品で、「ドラマってこんなにふざけていいんだな!」と衝撃を受けた作品でもありました。あまり見たことのないテイストのドラマだったので、うらやましいなっていう思いもありましたね。当時は女性ゲストが多かったので、オファーをいただいたときは意外でした。

 ――今回はミステリーの貴公子と呼ばれる人気ミステリー作家・日下部秋斗を演じられますが、台本を読んでの印象や演じる上で心がけていることを教えてください。

 こういう役は初めてで……(笑い)。最初のシーンからミステリー作家というよりは、アイドル的要素があるので、演じるにあたっては、そっちを強めに意識しました。あと、一人称が「私」で、お屋敷に住んでいるという設定なので、育ちが悪く見えないようにはしないといけないな、と。そのあたりは丁寧に演じましたね。もうよく分からない設定の役柄に(笑い)、真面目に取り組んでいますので、ぜひご覧ください。

 ――オダギリ ジョーさん、麻生久美子さん、吉岡里穂さんとはそれぞれ、以前共演されていますが、当時の印象や、今回別の設定で共演されてみての感想を教えてください。

 オダギリさんとは以前、「S -最後の警官-」(ドラマ=2014年、映画=2015年)で、今回とはほぼ真逆の立場で共演したんです。あのときのオダギリさんは顔つきや雰囲気、醸し出すオーラも鋭くて……。現場ではほとんど話さず、撮影の終盤にやっと、お互いのプライベートな話をちょろっとしただけだったんですよ。でも、今回のオダギリさんは、ゆるふわな癒やしキャラ(笑い)。普段のオダギリさん自身もすごく丁寧な方なので、霧山と結構似ているのかなあ、と感じる場面が多々ありました。

 麻生さんは映画「小野寺の弟・小野寺の姉」(2014年)でご一緒しましたし、僕が出演する舞台を見に来てくださったり……と、プライベートでばったり会うことが多く、そういう意味ではご縁を感じています。今回の麻生さんはおとぼけキャラを演じていますけど、素の部分はずっと変わらないすてきな方だなあ、と改めて感じました。

 吉岡さんは……ドラマ「きみが心に棲みついた」(2018年)で共演した際、僕がものすごくひどい役だったので、吉岡さんもいまだに目を見てくれなくて……(苦笑い)。今回『おはようございま~す」とあいさつしたときも、伏し目がちで、ちょっとトラウマを植え付けてしまったのかな……と申し訳なくて……。ま、でも今回は全然違う設定で、吉岡さんは僕が演じる作家のファンという役どころなので! 新たな芝居のやりとりを通して吉岡さんは本当にサービス精神が旺盛な方だな、と再認識しました。

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