高橋一生:主演映画「ロマンスドール」の主題歌を弟が所属するバンドが書き下ろし

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映画「ロマンスドール」のビジュアル (C)2019「ロマンスドール」製作委員会

 俳優の高橋一生さんが主演し、女優の蒼井優さんと初の夫婦役を演じる映画「ロマンスドール」(タナダユキ監督、2020年1月24日公開)の主題歌に、高橋さんの弟が所属する4人組バンド「never young beach」が書き下ろした新曲が採用されることが分かった。高橋さんはこの話を聞いて、「えー!」と驚き、主題歌を聴いた感想を「兄だけど。好きです」とシンプルな言葉で表現している。

 「never young beach」は、高橋さんの弟の安部勇磨さん(ボーカル、ギター)、阿南智史さん(ギター)、巽啓伍さん(ベース)、鈴木健人さん(ドラムス)の4人組。2014年春に結成され、2015年にファーストアルバム「YASHINOKI HOUSE」を発表。「FUJI ROCK FESTIVAL」などのフェスやライブイベントに参加し、2017年にメジャーデビューアルバム「A GOOD TIME」をリリースした。今年は4枚目のアルバム「STORY」を発表し、初のホールツアーを開催。また中国や台湾、韓国、タイでもライブに出演している。

 「never young beach」のメンバーは、主題歌に採用され、「自分たちの作った曲が映画館で流れるという経験がないのでワクワクしました。映画の本編が終わり、エンドロールを見ながらエンディングの曲を聴いている時間が、実は一番脳みそから何か出ている気がするんです。見終わってジュワーといろいろ実感するというか。あの時間に自分たちが関われるなんて。そんな気持ちがあったので主題歌のオファーをいただいたときは単純にうれしかったです」と喜びを語っている。

 映画については「映画から受けた印象は、余白があって、すごく素朴。だからこそ役者さん、音、映像、さまざまな個性を感じられました」と話し、「人間、誰かを愛してもさまざまなすれ違いがあると思います。ベストな状況は少しの間。日々の中、互いに変わっていき、ぶつかる。それでいいと思うんです。正しさだけが人を救うわけじゃない。疲れちゃう。どんな状況になっても受け入れ、楽しみ、互いの違いを理解できたら。愛するということは許すということなのかな。そんなことを思い作りました」とコメントしている。

 オファーしたタナダ監督は「never young beach を知ったのは3年近く前のこと。彼らの作る曲には新しさと同時に、どこかノスタルジーがありました。とっつきやすいのに、一筋縄ではいかない豊かさ。ひねくれてなんかいないのに、でもやっぱりちょっとひねくれているような可愛げ。いつか何かの映画で主題歌をお願いしたいなとずっと思っていて、ようやくそれがかないました」と語り、「初めて完成した主題歌を聴いたとき、その詞や曲、歌声が、主人公の哲雄の悲しみや後悔をも優しく肯定してくれているようで、深く温かく胸に響き、感極まりました。最後の一音が終わるまでが、映画『ロマンスドール』の世界です。この曲がたくさんの人に届きますように」とメッセージを送っている。

 映画は、2008年に雑誌「ダ・ヴィンチ」(KADOKAWA)で連載されたタナダ監督の小説が原作で、ラブドール職人の北村哲雄(高橋さん)と、彼が一目で恋に落ち結婚した妻、園子(蒼井さん)との日々を描いたラブストーリー。脚本もタナダ監督が担当している。

 美人で気立てのいい園子に一目ぼれして結婚した哲雄が、彼女にずっと隠し続けている仕事、それはラブドール職人としてドールを作っていることだった。哲雄は仕事にのめり込み、恋焦がれて結婚したはずの園子とは次第にセックスレスになっていた。いよいよ夫婦の危機かと思った時、園子は胸の中に抱えていた秘密を打ち明け……というストーリー。

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