ダンス・ボーカルグループ「EXILE」「三代目 J Soul Brothers」の小林直己さんが10月29日、六本木アカデミーヒルズ(東京都港区)で行われた、「第32回東京国際映画祭」(TIFF)の特別招待作品となった動画配信サービス「Netflix(ネットフリックス)」オリジナル映画「アースクエイクバード」(ウォッシュ・ウェストモアランド監督)の記者会見に、アリシア・ビキャンデルさん、ウェストモアランド監督と共に登場した。ビキャンデルさんは、小林さんについて、「ストーリーを目で語れる、これは俳優として大事なことだと思う」と絶賛。小林さんは照れ笑いを浮かべつつ、「日本をリスペクトしてくれる皆さんと撮影ができてうれしかった。これからも(ビキャンデルさんやウェストモアランド監督に)追いつけるように挑戦していきたい」と決意を語った。
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映画は、英国の作家スザンナ・ジョーンズによる同名ミステリー小説が原作。東京を舞台に男女3人の愛憎を描く。第88回アカデミー賞助演女優賞を受賞したビキャンデルさんが主演を務め、映画「ブレードランナー」や「エイリアン」シリーズのリドリー・スコットさんが製作総指揮を務めている。
カメラマンの禎司を演じた小林さんは、「普段は(仕事柄)撮られることが多いですが、撮る側の禎司にとってカメラはどんな存在かと考えたら、僕にとってのダンスみたいなもの」といい、「自分の心の内を表現するときに一番フィットしているもの。これまでダンスと向き合ってきたのと同じようにカメラと向き合う時間が必要だと思った」と役作りについて明かした。
そんな小林さんをウェストモアランド監督は、「なかなか禎司役が決まらない中、直己さんのオーディションを見て『彼だ!』と決めた。彼の中には非常に激しい部分、闇の部分、複雑な部分、いろんな要素がある」と印象を話し、「本読みを重ねていく中でまさに禎司だと感じました。彼にはスターパワーがある」と小林さんを高く評価していた。
映画は、日本に住む外国人女性リリー(ライリー・キーオさん)が行方不明になり、ある日、遺体で発見される。その友人だったルーシー(ビキャンデルさん)に容疑がかけられるが、この2人の女性の間にはハンサムでミステリアスなカメラマン禎司(小林さん)の存在があった。リリーとルーシー、禎司の三角関係と、その先にあるリリーの死の真相とは……というストーリー。同サービスで11月15日から全世界同時配信。
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