木村拓哉:SPドラマ「教場」で白髪&義眼の新境地 変貌ぶりで周囲に気づかれず

木村拓哉さん主演のフジテレビ開局60周年特別企画のスペシャルドラマ「教場」のポスタービジュアル(C)フジテレビ
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木村拓哉さん主演のフジテレビ開局60周年特別企画のスペシャルドラマ「教場」のポスタービジュアル(C)フジテレビ

 木村拓哉さん主演のスペシャルドラマ教場(きょうじょう)」のポスタービジュアルが10月30日、公開され、白髪で色のついた眼鏡をかけ、手には白手袋を持ち、肘を立てて指を組んでたたずむ、木村さん演じる警察学校のカリスマ教官・風間公親(かざま・きみちか)の姿が明らかになった。木村さんが白髪姿で演技をするのは、本作が初めて。

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 原作は、長岡弘樹さんのベストセラー小説(小学館)で、警察学校で極限状態を生き抜く生徒それぞれのよこしまな思惑を、監察力にたけた教官が暴いていくミステリー作品。過酷な警察学校で覚醒していく生徒たちの青春物語であり、厳格なカリスマ教師が個性あふれる生徒たちと向き合う人間教育の物語。木村さんは冷徹な警察学校教官・風間公親を演じる。教場は警察学校の教室を意味し、風間が担当する教室は“風間教場”と呼ばれる。

 木村さんが演じる風間は、原作では「冷厳な白髪教官」「どこか焦点が定まらない双眸(そうぼう)」など表現されている。このビジュアルを作るため、木村さんは中江功監督やヘアメーク担当をはじめとしたスタッフと話し合いを重ねた。リアリティーのある白髪を表現するため、髪の毛をブリーチしたり、白髪に染めたりと試行錯誤。ヘアメーク担当によると、原作「教場2」の書影で描かれている、髪の毛の生え際は白髪だがほかの部分には黒髪も多くある風間の後ろ姿を参考にしたという。

 木村さんは、自身のビジュアルについて「撮影現場に来られた一般の方が『今日木村拓哉が来ているってどこにいるの?』と言っている横に自分がいました(笑い)。それくらい分からなかったんじゃないかなと思います。普段との見た目のギャップがあったのかもしれないですね。本編の出来上がりが本当に楽しみです」とコメントしている。

 ドラマはフジテレビ開局60周年特別企画の一環で、2020年1月4、5日の午後9時から2夜連続で放送される。

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