野木亜紀子:「逃げ恥」「けもなれ」脚本家が初テレ東作品 古舘寛治×滝藤賢一ダブル主演「コタキ兄弟と四苦八苦」来年1月放送

野木亜紀子さん脚本のテレビ東京の連続ドラマ「コタキ兄弟と四苦八苦」でダブル主演を務める古舘寛治さんと滝藤賢一さん(左) (C)「コタキ兄弟と四苦八苦」製作委員会
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野木亜紀子さん脚本のテレビ東京の連続ドラマ「コタキ兄弟と四苦八苦」でダブル主演を務める古舘寛治さんと滝藤賢一さん(左) (C)「コタキ兄弟と四苦八苦」製作委員会

 「逃げるは恥だが役に立つ」や「アンナチュラル」(共にTBS系)、「獣になれない私たち」(日本テレビ系)などで知られる脚本家の野木亜紀子さんが手掛けるテレビ東京のオリジナルドラマ「コタキ兄弟と四苦八苦」が2020年1月にスタートすることが11月6日、明らかになった。野木さんはテレビ東京作品初参加。山下敦弘監督が全話の演出を担当し、主演を古舘寛治さんと滝藤賢一さんが務める。

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 「コタキ兄弟と四苦八苦」は、真面目すぎてうまく生きられない兄・古滝一路(こたき・いちろう、古舘さん)と、そんな兄を見て育ったせいか、ちゃらんぽらんにしか生きられなくなった弟・古滝二路(じろう、滝藤さん)が主人公。そんな無職の残念な兄弟がひょんなことから「レンタルおやじ」を始めることに。依頼内容は、定年退職した夫の様子がおかしい、友達が孤独死しているのではないか、3カ月後に世界が終わるなど、ひとクセある案件ばかりで、生きるのが下手な兄弟が、「レンタルおやじ」を通して孤独な依頼人たちと関わり、さまざまなむちゃぶりに“四苦八苦”しながらも、どうにか生きていく人間賛歌コメディーとなる。

 ドラマは、古舘さんと滝藤さんが「自分たちがダブル主演のドラマを立ち上げよう!」と意気投合したところから始まり、3年近い月日を経てようやく日の目を見たプロジェクトといい、テレビ東京の金曜深夜「ドラマ24」枠(金曜深夜0時12分)で放送される。

 野木さんは「古舘×滝藤でテレ東。それはやってみたいぞ。ということで走り出したこの企画。『とにかく芝居がしたいんだ!』という熱いリクエストに応えた結果、2人の芝居場がほとんどで、大量のせりふを覚えねばならないという苦行が発生。まさに一切皆苦(いっさいかいく)。以前からファンだった山下監督が全話を演出してくれ、そうそうたる役者陣がゲスト出演ということで、出来上がりが人ごとのように楽しみです。古滝兄弟としゃば世界の四苦八苦をかみ締めながら、金曜深夜に笑っていただけたら幸いです。放送地域外の皆様は配信でご覧ください」とコメントを寄せている。

 テレビ東京制作局ドラマ室・濱谷晃一プロデューサーは、「『よく、その企画通ったね!?』。このドラマのお話を周囲にした時、多くの人からいただくリアクションです。たしかに原作モノでもないし、主演はシブいおやじ2人で華はない。でも、スター俳優や、潤沢な予算に頼らなくても、“良い脚本と、良い演出、良いお芝居がそろえば、最高のドラマが生まれる!”、そんな粋なチャレンジを、テレ東深夜からお届けできることがうれしくてしかたありません。深夜に楽しく笑えるコメディーでありながら、世の中の誰もが抱える普遍的な苦しみと向き合っていく、奥深い人間ドラマです。ぜひ初回から最終回まで全話、見ていただきたいです!」と視聴者に呼びかけていた。

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