俳優の結木滉星(ゆうき・こうせい)さん初の単独主演映画「下忍 青い影」(山口義高監督)が、11月15日からシネマート新宿(東京都新宿区)ほかで公開される。特撮ドラマ「快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー」(ルパパト、テレビ朝日系)の朝加圭一郎(パトレン1号)役で話題となった結木さんが演じるのは、琉球武術の使い手の尚。倒幕前夜という時代の変革期を舞台に、因縁のある薩摩藩士と激闘を繰り広げる。因縁の相手、隆正役で「仮面ライダー龍騎」の須賀貴匡さんが出演。アクション俳優・監督の坂口拓さんがアクション監修を担当した。
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倒幕を狙う薩摩藩士たちの狼藉(ろうぜき)で庶民の暮らしが脅かされている時代。尚(結木さん)は、薩摩藩士の隆正(須賀さん)といさかいの果て、不穏な空気が漂う江戸へ流れ着く。ある日、尚は女郎屋に売られた少女、千(三上紗弥さん)と出会う。その陰には、西郷隆盛の指令で江戸の動乱に拍車をかけたい隆正の姿があった……。
「ルパパト」でもアクションを披露していた結木さんは、ヒーローではなく忍者としてタイプの異なるアクションで魅せてくれる。武器を手に取り、熱く華麗に戦う姿が泥臭くも美しく、手に汗握る迫力だ。時代の荒波に立ち向かう男たちの悲壮感に満ちた姿、中でも悲しさを爆発させながら戦い続ける尚の姿は胸に迫るものがある。
俳優の寛一郎さん主演の「下忍 赤い影」の前日譚(たん)に当たる物語ということもあり、尚の成長ぶりも見どころの一つ。出会った人や愛する人のために突き進む尚の強さは見ていて心地よく、「赤い影」での尚の立ち居振る舞いにはこういった背景があったのかと納得した。2作は世界観がつながっているため、両方見た方がより楽しめるが、どちらかだけでも、どちらから見ても一つの作品として面白い。(遠藤政樹/フリーライター)
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