内田理央:テレ東ドラマ初主演 「来世ではちゃんとします」でこじらせアラサー女子に

連続ドラマ「来世ではちゃんとします」のキービジュアル(C)「来世ではちゃんとします」製作委員会
1 / 2
連続ドラマ「来世ではちゃんとします」のキービジュアル(C)「来世ではちゃんとします」製作委員会

 女優の内田理央さんが、2020年1月期のテレビ東京の連続ドラマ「ドラマパラビ 来世ではちゃんとします」で主演を務めることが11月26日、明らかになった。内田さんが同局の連続ドラマで主演を務めるのは初めて。性や生き方をこじらせたアラサー女性を演じる。

ウナギノボリ

 ドラマは、マンガ誌「グランドジャンプ」(集英社)で連載中のいつまちゃんの同名マンガが原作。“イマドキ男女”のあらゆる性生活を描くコメディー作品。

 内田さん演じるCG制作会社に勤める主人公・大森桃江は、性依存系女子。本命の男性の彼女にはなれず、切なさとむなしさを感じており、自分の人生を「まーいっか。来世ではちゃんとしますということで」と、どこかクールに見つめているという設定。

 脚本は演劇ユニット「ブス会*」を主宰し、ドラマ「恋のツキ」「吉祥寺だけが住みたい街ですか」(同局)などを手掛けたペヤンヌマキさんが担当。監督は、ドラマ「ポルノグラファー」(フジテレビ)や映画「植物図鑑 運命の恋、ひろいました」「“隠れビッチ”やってました。」などで知られる三木康一郎監督が務める。

 ドラマは2020年1月8日、水曜深夜1時35分スタート。また、動画配信サービス「Paravi(パラビ)」で同月1日午後9時から毎話独占先行配信される。

 ◇内田理央さんのコメント

 ――オファーを受けた時の思い、台本を読んだ感想をお聞かせ下さい。

 原作のマンガを読んですごく面白かったので、ドラマ化すると聞いてちょっとドキドキしたのですが、素直にこのドラマを見てみたいなと思ってワクワクしました。

 ――演じられる主人公・大森桃江の印象は? また、桃江に共感できる所はありますか?

 私とは全く違うタイプなので、だからこそすごく興味津々で、桃江ちゃんみたいなタイプの人もそりゃいるよなって思いました。でも、所々感じるむなしさやさみしさの部分は共感できて、すごく可愛いくておっとりした、女の子にも男の子にも好かれるタイプだなと思います。

 ――これから撮影が始まりますが、楽しみにしていることは?

 (桃江が働いている)スタジオデルタの個性豊かなこじらせ男女5人の掛け合いが、このドラマの魅力の一つかなと思うので、そこは本当に楽しく和気あいあいとやりたいなと思います。

 ――このドラマの見どころ、視聴者の皆様へメッセージをお願いします。

 こじらせ女子にも、パリピ女子にも、どの世代のどんな女の子にも、何かどこか絶対共感できるストーリーがあり、男の人も、女の子を知るために見て頂ければ、モテる秘訣(ひけつ)になるのかなと思います。なので、共感のためにも勉強のためにもぜひ見ていただきたいです!

 ◇いつまちゃんのコメント

 この作品の原作第1話は、私が桃江たちと同じように映像会社で働いていたころ、終電を逃して駆け込んだ漫画喫茶にてネームを描き上げました。

 “平凡だけれど怒涛(どとう)”の日常から生まれて、読んで支えてくれた全ての方に育てられた、思い入れの深い作品です。キャラクター達に命が吹き込まれた姿が見られるのが本当にうれしいし、イチ視聴者として心から楽しみです。

 登場キャラクターは極端な人間ばかりですが、誰かしらには共感できる要素があると思います。たぶん。ちょっとした幸せと、不幸を繰り返す彼らの日常を覗き観て「生き辛い世の中だけど人生そんな捨てたもんじゃないな……」と思っていただけたら幸いです。

 ◇祖父江里奈プロデューサーのコメント

 テレビ東京では珍しく、女性が主人公の恋愛ドラマをやります。しかし王道のキラキラしたラブストーリーではなく、恋愛観も性癖もこじらせてしまった人物ばかりが登場する、なんともテレ東らしい恋愛コメディです。

 内田理央さんはとてもキュートでセクシーな女性。でもオタクっぽい一面があったりどこかフワフワしたところがあったりして主人公の桃江のイメージにぴったりです。特に女性に共感して見てほしい作品なので、女性人気が高い内田さんにやっていただけるのがとてもうれしいです。貞操観念のネジがぶっとんでしまったキャラクターをかなり振り切って演じてくれています。

 脚本は現代を生きる女性の生き様や一筋縄ではいかない恋愛を描く天才、ペヤンヌマキさんと舘そらみさん。そんなおふたりが描く世界を、三木康一郎監督が可愛くポップにコミカルに撮ってくださいます。恋愛マニュアルを頭では分かっているのに実践できない、ボロボロに傷付くと分かっていながらあえてイバラの道を選択してしまう、そんな恋ばかりしている人たちに寄り添うドラマになればと思います。ご期待ください。

写真を見る全 2 枚

テレビ 最新記事