死役所:第9話、第10話ゲストに濱田龍臣ら 安達祐実が“シ村”松岡昌宏の妻に

連続ドラマ「死役所」にゲスト出演する(左上から)柄本時生さん、濱田龍臣さん、(左下から)安達祐実さん、吹越満さん(C)「死役所」製作委員会
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連続ドラマ「死役所」にゲスト出演する(左上から)柄本時生さん、濱田龍臣さん、(左下から)安達祐実さん、吹越満さん(C)「死役所」製作委員会

 人気グループ「TOKIO」の松岡昌宏さんの主演ドラマ「死役所」(テレビ東京系、水曜深夜0時12分)の第9話に柄本時生さんと濱田龍臣さん、最終回となる第10話に安達祐実さんと吹越満さんがゲスト出演することが11月27日、分かった。

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 ドラマは、あずみきしさんの同名マンガ(新潮社)が原作。あの世の「シ役所」を舞台に、シ役所「総合案内」で働く職員・シ村(松岡さん)が、次から次へと現れる死者に「お客様は仏様です」と慇懃(いんぎん)無礼な態度で対応する姿を描くエンターテインメント作。20歳の誕生日に急性アルコール中毒で亡くなった天真らんまんな女子大生の三樹ミチルを黒島結菜さん、生前は美容師だった「自殺課」職員ニシ川を松本まりかさん、「他殺課」職員イシ間をでんでんさんが演じている。

 第9話では、シ村との因縁がある宗教法人と若者の姿を描く「加護の会」を放送。柄本さんは、宗教法人「加護の会」に入信し、ひょんなことから命を落とすことになる・寺井修斗、濱田さんが医学部に進学したため兄・修斗の劣等感をあおることになる弟・寺井恭平を演じる。

 第10話では、イシ間との別れと旅立ちを描いた「お気を付けて」と、生前のシ村・市村正道と妻・幸子のエピソードを描く。安達さんは子育てに悩み、「加護の会」にすがってしまう幸子、吹越さんは、宗教法人「加護の会」で信者から「お父様」と呼ばれる教祖・蓮田栄山を演じる。

 ◇柄本時生さんのコメント

 死役所はマンガで読んでいたので出演が決まったときはうれしかったです。自分の役どころはなかなか難しい所が多かったですがやれてよかったなぁと、あまり触れないような話なので見ていただける方にも何が良くて悪くて幸せで不幸せなのか考えるかなと思うのですが、一番は面白いといっていただければうれしいです。

 ◇濱田龍臣さんのコメント

 お話をいただいた時、柄本時生さんの弟役ということで緊張しましたが、とても優しい方で、現場でも楽しく演技ができました。僕が演じさせていただいた恭平は、医大に合格した優秀な弟の役で、そんな弟とは反対にあまり前向きになれない兄の修斗。対照的な兄弟のやりとりにも注目していただければと思います。修斗はどうなってしまうのか……。そして、僕は第9話までの出演ですが、ストーリー全体がどのように最終話へ展開していくのか、ぜひ楽しみにしていただきたいです!

 ◇安達祐実さんのコメント

 松岡さんとの共演は今年2度目でしたが、今回ご一緒させていただき、幅の広さに改めて感動しました。この作品で私は、シ村さんの妻を演じています。不思議な雰囲気を持っていて、でも、とても魅力的な女性です。子育てに悩む中で、常に家庭には死というものが付きまとうようになっていくのです。命あるものには終わりがある。死にゆく者も、その周りの者も、どう生きてどう死と向き合うのか。その壮絶さと物悲しさに触れた作品でした。

 ◇吹越満さんのコメント

 ボクがやらせていただいた役は、怪しい宗教の怪しい教祖様でした。まぁ、もともとボク自身が怪しいヤツなんで、特にこれといった役作りをせず臨んでしまいました。もし、あまりうまくできてなかったりしたならば、「怪しさ」の種類をもっと研究するべきだったと反省をしたり、「ん? 俺は自分で思ってるほど怪しくないのか?」と少し安心したりするかもしれません。実はボクの実年齢に近くない役で、80歳くらいと30歳くらいの時代だったかな。老けなきゃと若返らなきゃです。そこは楽しかった。カツラや特殊なメイクは使わずに挑戦させていただきました。どーみえるかなぁ。少しでも説得力のある「若返り」と「老け」になっていればうれしいです。

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