家入レオ:「絶対零度」で4度目の“月9”主題歌担当 「未完成な私だからこそ作れた曲」

来年1月から放送される連続ドラマ「絶対零度~未然犯罪潜入捜査~」の主題歌を担当する家入レオさん
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来年1月から放送される連続ドラマ「絶対零度~未然犯罪潜入捜査~」の主題歌を担当する家入レオさん

 俳優の沢村一樹さんで主演で2020年1月期フジテレビ系“月9”枠(月曜午後9時)で放送される連続ドラマ「絶対零度~未然犯罪潜入捜査~」の主題歌を歌手の家入レオさんが担当することが12月13日、明らかになった。家入さんは、2018年7月期に放送された前作の主題歌も担当していた。また“月9”ドラマの主題歌を担当するのは今回が4回目で、同枠の主題歌担当回数は女性歴代1位タイとなった。

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 主題歌の「未完成」は、作詞にミュージシャンの岡嶋かな多さんを迎え、家入さんも作詞に参加し、ドラマチームとの綿密なやりとりを経て、約5カ月かけて書き下ろしたという。家入さんは「『絶対零度』の脚本を読み終わった後、『完璧な人間なんていないよね』とつぶやいた自分がいました。主題歌として書き下ろした『未完成』では、信じていた愛や正義が、時を経てただの執着になっていく様を描きました。人が人を思うときに生まれる大きなパワーを、持て余してしまう未完成な私だからこそ作れた曲です」とコメントを寄せている。

 主演の沢村さんは「2018年の前作に続き、今作でも主題歌を担当していただき、大変うれしく思います。組織の矛盾やトラウマに悩み苦しむ登場人物たちに寄り添う、切なくも力強い歌詞と歌声に心を揺さぶられました。『未完成』というタイトルが『絶対零度』というドラマそのもの。この曲と共に新しいミハンチームを皆さんの元へお届けするのが、ますます楽しみになりました」とコメントしている。

 「絶対零度」シリーズは、シーズン1(2010年)とシーズン2(2011年)で、新米女性刑事、桜木泉(上戸彩さん)の活躍と成長を描いた。シーズン3となる前作の「絶対零度~未然犯罪潜入捜査~」では、元公安エリート刑事の井沢範人(沢村さん)が「未然犯罪捜査システム」(=ミハンシステム)を駆使して危険人物を割り出し、“未来の犯罪を予測して捜査する”チームの活躍を描いた。

 今回の新作は、大規模なテロが今まさに起きようとしている数カ月後の未来から始まる。何者かによって、東京都内数カ所に警戒最大レベルの爆発物が仕掛けられ、官邸から非常事態宣言が発動。SATや爆発物処理班が出動し、ミハンの山内徹(横山裕さん)と小田切唯(本田翼さん)も捜査に参加する。爆発物の捜索をする小田切は、ある部屋で、銃殺された女性とその横で拳銃を手にし、涙を浮かべながら立ち尽くす井沢を発見する……という展開。ドラマは、2020年1月6日から毎週月曜午後9時放送。初回は30分拡大。

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