俳優の沢村一樹さん主演のフジテレビ系“月9”ドラマ「絶対零度～未然犯罪潜入捜査～」（月曜午後9時）の最終話となる第11話が3月16日に放送され、平均視聴率は9.7％（ビデオリサーチ調べ、関東地区）だった。

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　最終話は、15分拡大で放送。井沢（沢村さん）らは、テロ計画の黒幕と思われた水島歩の正体が篠田（高杉真宙さん）と気づく。小田切（本田翼さん）の骨伝導ベルトを使って香坂（水野美紀さん）を呼び出し、射殺したのも篠田だった。その矢先、ミハンシステムが篠田を危険人物とする。篠田は、元傭兵の里谷（高岩成二さん）と共に行動し、まだ爆弾を所持していた。井沢らは、全てを終わらせるために動き出す……という展開だった。

　同話では、井沢と、特撮ドラマ「平成仮面ライダー」シリーズなどでスーツアクターを務めてきた高岩さん扮（ふん）する里谷が激しく組み合ったり、「未然犯罪捜査班」（通称・ミハン）の山内（横山裕さん）、小田切、吉岡（森永悠希さん）の3人と里谷が打撃、投げ技などを応酬したりするアクションシーンが描かれ、SNSには「かっこいいを超えて美しい！」「マジ興奮した！」といった声が上がり、盛り上がった。

　ラストには、連続ドラマから1年後の世界を描く特別ドラマ「絶対零度～未然犯罪潜入捜査～AFTER STORY『あれから一年、新たなる旅立ち』」が3月23日午後9時から2時間スペシャルで放送されることも発表された。

　「絶対零度」シリーズは、シーズン1（2010年）とシーズン2（2011年）で、新米女性刑事、桜木泉（上戸彩さん）の活躍と成長を描いた。2018年7月期放送のシーズン3と今作は、井沢範人（沢村さん）らミハンのメンバーが「未然犯罪捜査システム」（＝ミハンシステム）を駆使して危険人物を割り出し、“未来の犯罪”を予測して捜査をし、さまざまな事件を解決する姿を描いた。