全領域異常解決室
第7話 すべてお話します 物語はここから始まった
11月20日(水)放送分
放送中の連続ドラマ「左ききのエレン」(MBS・TBS)で、若手コピーライター三橋由利奈を演じている元「欅坂46」の今泉佑唯(いまいずみ・ゆい)さん。主人公の神尾楓珠さん演じる朝倉光一の会社の後輩で、若くして才能にあふれているという役どころで存在感を発揮しているが、意外にも「自分とは真逆」と笑う今泉さんに、女優業の手応えや歌手活動などについて聞いた。
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「左ききのエレン」は、神尾さんと女優の池田エライザさんのダブル主演作で、電子メディア「cakes(ケイクス)」で連載のかっぴーさんの同名マンガが原作。凡人の朝倉光一(神尾さん)と天才の山岸エレン(池田さん)が、敗北や挫折を味わいながら成長していく姿を描く青春群像劇。連続ドラマ「ボイス 110緊急指令室」などの後藤庸介監督がメガホンをとり、脚本は「監察医 朝顔」などの根本ノンジさんが担当している。MBSで毎週日曜深夜0時50分から、TBSで毎週火曜深夜1時28分から放送されている。
神尾さん演じる光一を励ます、要領のいい三橋役。「みっちゃんはすごく明るい性格だと思った。私も元気なほう」と親しみを感じている今泉さん。その中身は「真逆ですね。私はそんなに仕事ができるタイプの人間じゃない。その時の感情で動いちゃうタイプなので、難しいなと思いました」と語る。
神尾さんとの共演は今回が3回目だといい、「ここはこうしたほうがいいということをすごく言ってくれる。私が言いづらそうにしていたセリフがあって、それを言いやすくしてくれたりとか、ありがたいです」と笑顔。才能がないと悩んでモヤモヤしている光一には「多分私がそっち側の人間なので、グサッときました。努力し続けている姿に、キュンとしました」と、魅力を語った。
アイドルを経て、現在は映画や舞台にも挑戦し、女優業が好調。だが、今泉さん自身は「不安でいっぱいです。自分が今までやった作品(の反応)が、まだ出ていなかったりする」という。撮影時にもモニターで自身の演技を「全く見ていないので、自分がどう映っているのか分からないので、怖いですね」と話す。「今はお芝居がいっぱいできたら。舞台と、ドラマや映画などの映像と、(演技が)全く違うので、それが楽しいですね」とも語る。
唯一の弱点は「英語。イエスとノーくらいしか言えない。自分の名前を発音するのも危うい。だって日本人だもん」と告白。「左きき……」でも英語のせりふがあったといい、「英語が全くできなくて、『しゃべれないのにどうしよう』と思いました。最難関だった」と苦笑い。「誰かに代わりに言ってもらいたいくらい英語が苦手。ワンフレーズが私にとっては地獄。一番撮影でつらかったシーンです」と続け、「私はそこは絶対見ないと決めてる。そのせりふはめちゃくちゃ棒読みだった“自信”があります!」と笑いながら、ある意味での見どころをアピールした。
苦手分野は明らかになったものの、「もっともっとお芝居をいっぱいやりたい」と、女優業に意欲満点の今泉さん。歌手活動は「やり切った思いがある」といい、予定は現在ないというが「ファンの方はありがたいことに『歌ってほしい』と言ってくれるので、イベントで歌いたい」と話す。
女優業以外で興味のある仕事については、オシャレな三橋にも影響を受けているようで「コスメを作りたい!」と、にっこり。「お休みの日には基本的にはしないんですけれど、アイシャドーとか作ってみたい。カーキ色が気になっています」と、目を輝かせた。
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