飯島直子:主演映画イベント欠席の長渕剛にメッセージ 「無理せず元気になって」

映画「太陽の家」のクリスマスイベント上映会に出席した(左から)権野元監督、山口まゆさん、潤浩君、飯島直子さん、広末涼子さん
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映画「太陽の家」のクリスマスイベント上映会に出席した(左から)権野元監督、山口まゆさん、潤浩君、飯島直子さん、広末涼子さん

 女優の飯島直子さんが12月23日、東京都内で行われた映画「太陽の家」(権野元監督、2020年1月17日公開)のクリスマスイベント上映会に出席した。主演するシンガー・ソングライターの長渕剛さんが急性腎盂(じんう)腎炎で緊急入院したため欠席し、劇中で長渕さん演じる川崎信吾の妻・美沙希を演じた飯島さんは「無理をせず元気になって、しっかり治して1月の公開の日にお会いしたいと思います。頑張ってください!」とメッセージを送った。

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 イベントには山口まゆさん、潤浩(ゆんほ)君、広末涼子さん、権野監督も出席。信吾の娘・柑奈を演じた山口さんは「また会えるのを楽しみにしております」と長渕さんへの思いを語り、「そのときはまた皆さん温かく劇場に足を運んでいただけたら」と観客に呼びかけた。また広末さんは「長渕さんがいらっしゃらなくて私たちも残念ですし、皆さんも本当に残念に思われていると思います」と話しつつ、「ここに立った瞬間に、飯島さんから『涼子ちゃん(衣装が)もみの木みたいになってるよ』と言われ……。“もみの木発言”でなんだか心が和みました」とコメントし、主役不在のしんみりムードを和らげた。

 また広末さんは撮影中に聞いた長渕さんの言葉に感銘を受けたといい、「“長渕さんの今日の一言”を(自分の)手帳に書いていた。本読みの時、『俺たち家族だろ』というせりふを『ファミリーだろ』って(変えて)言うのを聞いて『これが長渕剛だ!』と思った」と回顧。さらに「寒い日に子守唄を歌うシーンで(長渕さんが)『寒いな』と言って、監督が言いづらそうに『春の設定なので寒いは……』って。すると長渕さんは『監督よ、ライブだろ』っておっしゃっていた。体感したものを(ライブとして)出す。うわって思って感動したのを覚えている。真っすぐ生きている長渕さんの本が書けそう」と振り返った。

 映画は、長渕さんが1999年に公開された映画「英二」以来、20年ぶりに映画の主演を務めた作品。美沙希(飯島さん)、柑奈(山口さん)と幸せに暮らす川崎信吾(長渕さん)は、人情に厚く、大工の腕は神技的な棟りょうだが、好みの女性にはどうしても弱い。現場で仕事に励む川崎は、保険会社の営業ウーマン・芽衣(広末さん)と知り合い、芽衣の1人息子・龍生(潤浩君)を「俺が男にしてやる!」と、半ば強引に触れ合おうとする。そんな中、芽衣と龍生のために家を造ろうと思い立った川崎の前に、龍生の父親と名乗る男が現れる……というストーリー。

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