麒麟がくる:初回冒頭は10分の戦シーン 光秀役・長谷川博己は斬って走っての連続に「酸欠状態」

テレビ
2020年のNHK大河ドラマ「麒麟がくる」主演の長谷川博己さん

 俳優の長谷川博己さん主演で1月19日にスタートする2020年のNHK大河ドラマ「麒麟(きりん)がくる」の初回完成試写会が16日、東京・渋谷のNHK放送センターで行われた。同作は3年ぶりの戦国大河で、第1回「光秀、西へ」の冒頭は約10分にわたる戦シーンになっていることが明らかにされた。

 ドローンによる空撮やGoProカメラを使ったスケール感と臨場感にあふれる映像と共に楽しめるのが特徴で、演出の大原拓さんは「光秀の武の部分って今まで描かれていない。脚本の池端(俊策)さんとも話していて、光秀というのは戦ってきている人だから、ちゃんと戦いたいなって言ったのが初めのキャラ像としてありました。何と言っても光秀役の長谷川さんには躍動してもらいたかったので、とにかく休まず駆けてくださいとむちゃなオーダーをして、息切れして、(長谷川さんを)殺してしまうんじゃないかって思うくらいやっていただいた」と説明。

 一方、20代の若々しい光秀を体現した長谷川さんは、「僕は人を斬るときに息を止めるので、斬って走ってとやっているときはほとんど酸欠状態。一連で撮っていて、カットされているところもあるんですけど、本当に倒れそうでした。きつかったですけど、映像に残っていて良かったなって、最終的には思っております」と苦笑い。続けて「これからは鎧(よろい)を着てやるシーンもありますけど、また多分これからも出てくると思うので、ご容赦いただけたら」と演出サイドにお願いしていた。

 「麒麟がくる」は59作目の大河ドラマで、1991年放送の「太平記」などで知られる池端俊策さんによるオリジナル脚本。私怨により本能寺で織田信長を討った謀反人のイメージを覆す、勇猛果敢かつ理知的な天才・明智光秀を、史料がほとんど残っていない20代の青春時代から描写する。

 第1回「光秀、西へ」は、領地を荒らす野盗を撃退した際、明智光秀(長谷川さん)は、その頭領が持っていた「鉄砲」という見たことのない武器に興味を持つ。美濃守護代・斎藤氏の名跡を継ぐ斎藤道三(本木雅弘さん)に掛け合い、ある約束と引き換えに、鉄砲がどういうものか探る旅に出る。堺ではひょんなことから三好長慶の家臣・松永久秀(吉田鋼太郎さん)に気に入られる。次に向かった京では、名医として名高い望月東庵(堺正章さん)と出会うが、大のばくち好きで、本当に名医なのかヤブ医者なのか分からない。そんな中、大名同士の抗争が始まり、町は大火事になる。

 NHK総合で毎週日曜午後8時ほかで放送。初回は75分拡大。

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