栗山千明:主演ドラマ「サイレント・ヴォイス」が3月に特別編、4月期にシーズン2の放送決定

「サイレント・ヴォイス 行動心理捜査官・楯岡絵麻」に主演する栗山千明さん(C)「サイレント・ヴォイス」製作委員会2020
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「サイレント・ヴォイス 行動心理捜査官・楯岡絵麻」に主演する栗山千明さん(C)「サイレント・ヴォイス」製作委員会2020

 2018年10月期に放送された栗山千明さん主演の連続ドラマ「サイレント・ヴォイス 行動心理捜査官・楯岡絵麻」(BSテレ東)の続編が放送されることが1月31日、分かった。3月に特別編が放送され、4月からは連続ドラマがスタートする。

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 同ドラマは、2010年に「このミステリーがすごい!」大賞の優秀賞に輝き作家デビューを飾った、ミステリー作家・佐藤青南さんの小説「行動心理捜査官・楯岡絵麻」シリーズ(宝島社)が原作。栗山さん演じる楯岡絵麻が、人がうそをつく瞬間に0.2秒間だけ現れる固有の“マイクロジェスチャー”を読み取り、事件を解決していくという物語。

 特別編では、今までどんな容疑者でも100%自供に追い込んできた“泣く子も黙るえんまさま”こと絵麻に最大の敵が現れ、自身の過去も絡んだ心理戦が繰り広げられる。また4月スタートの連続ドラマでは、前作以上に一癖も二癖もある容疑者が登場し、事件が次々に展開していく。

 栗山さんは、続編決定について「素直に驚いています」と話しつつも、「前回と同じスタッフさんが多いので、私自身、撮影に入る前から安心して現場に入れる環境と、同志が再び結集したみたいな感じで、団結力は一段と強くなったと感じました」とコメントしている。

 特別編「サイレント・ヴォイス 行動心理捜査官・楯岡絵麻 特別篇 悪魔の学問」はBSテレ東で3月7日午後9時から放送。連続ドラマ「サイレント・ヴォイス 行動心理捜査官・楯岡絵麻Season2」は同局で4月から放送。

 ◇栗山千明さんコメント

 前回のシーズン1では、私演じる楯岡絵麻のキャラクター作りからせりふまで、今までにない経験で大変な場面も多かったですが、監督、プロデューサーをはじめ、スタッフの皆さんと協力しながら撮影を行い、とても素晴らしい作品にすることができました。

 そして特別編・シーズン2と「サイレント・ヴォイス」が続くことに素直に驚いています。ただ、前回と同じスタッフさんが多いので、私自身、撮影に入る前から安心して現場に入れる環境と、同志が再び結集したみたいな感じで、団結力は一段と強くなったと感じました。

 特別編では、絵麻の過去が垣間見られるストーリーになっています。シーズン2も毎話、面白いストーリーと共演者の方々の魅力的なお芝居にあふれています。シーズン1からご覧いただいた方が、より楽しめるかとは思いますが、特別編やシーズン2からでも十分にお楽しみいただけると思います。ご期待いただけると幸いです。

 ◇原作者・佐藤青南さんコメント

 原作者の欲目を抜きにしても、シーズン1は知る人ぞ知る神ドラマになったと思っています。大切に育ててきたシリーズをどう料理されるのか、キャラクターもストーリーもいじくりまわされて別物にされてしまうのではないかという不安は試写の時点で吹き飛び、一ファン、一視聴者として毎週の放送を楽しみに過ごしました。前回の放送終了後、軽いエンマ様ロスに陥ったほどです(原作者なのに)。

 そんな折にいただいたシーズン2のお話。断る理由もありません。ドラマ版オリジナルエピソードも作られるということで、前シーズンよりさらにパワーアップした栗山エンマ様に再会できる日を、一ファンとして楽しみにしています。めざせシーズン3!

 ◇BSテレ東・森田昇プロデューサーコメント

 制作費などのさまざまな制約を逆に利用して、ほぼワンシチュエーションで展開する作品に挑みました。台本作りや画(え)作りなど苦労も多く、何より出演者にとんでもない負担をかけながら制作しましたが、そのかいあってか視聴率や配信でも高評価をいただきました。そこで続編を制作させていただけることに。

 基本的な設定はシーズン1をあえて変えず、絵麻と対峙(たいじ)する被疑者の興味深いキャラ設定と、アッと驚くドンデン返しのストーリー作りにこだわりました。2時間の特別編とシーズン2も、またしても、うそを得意とする手ごわい相手が続々と登場します。そしてストーリーとともに、密室で繰り広げられる役者さんたちの芝居合戦にも期待していただければと思います。映像的にも、映画に負けない独特の質感で4Kの高精細な特性を最大限生かしています。クローズアップを多用した特徴的な画作りでお届けする、絵麻の美貌や被疑者の強力なキャラクターも、ぜひ楽しんでいただけると思います。

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