オリンピア・キュクロス:「テルマエ・ロマエ」作者の最新作がテレビアニメ化 古代ギリシャ人が1964年の東京にタイムスリップ

アニメ「別冊オリンピア・キュクロス」のビジュアル (C)ヤマザキマリ・集英社/「別冊オリンピア・キュクロス」製作委員会
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アニメ「別冊オリンピア・キュクロス」のビジュアル (C)ヤマザキマリ・集英社/「別冊オリンピア・キュクロス」製作委員会

 実写映画化もされたマンガ「テルマエ・ロマエ」などのヤマザキマリさんの最新作「オリンピア・キュクロス」がテレビアニメ化されることが2月10日、明らかになった。タイトルは「別冊オリンピア・キュクロス」で、4月からTOKYO MXで放送される。

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 「オリンピア・キュクロス」は、ヤマザキさんが2018年3月からマンガ誌「グランドジャンプ」(集英社)で連載中。古代ギリシャの青年デメトリオスが、ある日、村の争いに巻き込まれ思い悩むうちに、1964年の五輪に沸く東京にタイムスリップしてしまう……というストーリー。コミックスが第3巻まで発売されており、最新第4巻が2月19日に発売される。

 アニメは、5分間のクレイアニメーションとして制作されるという。滋賀県の「石田三成CM」などで知られるクリエーターの藤井亮さんが監督を務め、電通関西が制作する。

 ◇ヤマザキマリさんのコメント

 藤井監督にクレイ化して動かしてもらうためにデメトリオスを生んだのではないかと思うくらいの、キャラクターと素材の素晴らしいマッチング感。古代ギリシャ人にも見せたい。

 ◇藤井亮監督のコメント

 歴史と比較文化、スポーツと哲学、さまざまな要素が深く絡まったマンガ作品のアニメ化。それを、5分枠で!? そんな無茶な! そもそも、それ僕が作って大丈夫ですか?と100回くらい聞きました。しかしヤマザキ先生のOKが出ましたという驚きの回答……こうなったからには全力で(変な)映像化を頑張りたいと思います。原作とはすこし違った並行世界の物語として、「別冊オリンピア・キュクロス(別オ)」お楽しみください。

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