俳優の長谷川博己さんが主演を務めるNHK大河ドラマ「麒麟(きりん)がくる」の新キャストが2月19日、発表された。5月中旬から始まる越前編で、ユースケ・サンタマリアさん、本郷奏多さん、間宮祥太朗さん、安藤政信さんらの出演が明らかにされた。朝倉義景役をユースケさん、明智左馬助(秀満)役を間宮さん、近衛前久役を本郷さん、柴田勝家役を安藤さんが務める。ユースケさん、本郷さん、間宮さん、安藤さんは初の大河ドラマとなる。
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同日、東京・渋谷のNHK放送センターで行われた会見では、新キャストの4人と光秀役の長谷川さんが役衣装で登場。ユースケさんは「(大河ドラマは)初めての出演ということで、何もつかめないまま本番を迎え、ワケが分からないまま朝から夜までずっと長谷川君と1日一緒で、暗中模索の中、結局何もつかめないままその日は終わった」としながらも、「緊張がいい風に出て、かなりいい感じで、自分でも思わぬ方向にできあがっていった。手応えはあります」と語った。
また長谷川さんは新キャストの4人に「存分にやっていただきたいです。それを受け止めますので」と呼びかけた。
「麒麟がくる」は59作目の大河ドラマ。1991年放送の「太平記」などで知られる池端俊策さんのオリジナル脚本。若い頃、下克上の代名詞・美濃の斎藤道三を主君として勇猛果敢に戦場を駆け抜け、その教えを胸に、やがて織田信長の元で、多くの群雄と天下をめぐって争う智将・明智光秀が主人公。ドラマでは謎めいた光秀の前半生に光を当て、戦国の英傑たちの運命も描く、エネルギッシュな群像劇となる。
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