わたしの宝物
第6話 生まれ変わったら本当の親子になれるかな・・・
11月21日(木)放送分
女優の西野七瀬さんが、石原さとみさん主演で4月スタートの連続ドラマ「アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋」(フジテレビ系、木曜午後10時)に出演することが2月26日、明らかになった。西野さんのドラマ出演は、昨年9月まで放送された連続ドラマ「あなたの番です-反撃編-」(日本テレビ系)以来。医療ドラマ初出演で、同局の連続ドラマにも初出演となる。
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ドラマはマンガ誌「月刊コミックゼノン」で連載中の荒井ママレさん、富野浩充さん(医療原案)の「アンサングシンデレラ 病院薬剤師 葵みどり」が原作。「萬津(よろづ)総合病院薬剤部」の病院薬剤師・葵みどり(石原さん)が、患者の“当たり前の毎日”を取り戻すために奮闘する姿を描く。
西野さんは、みどりと同じ薬剤部で働く新人の病院薬剤師の相原くるみを演じる。消極的な理由で薬剤師の道を選んだが、みどりが患者と向き合う姿を見るうちに、仕事に対する意識が変わっていくという役どころ。
また清原翔さん、桜井ユキさん、井之脇海さん、金澤美穂さんの出演も同時に発表された。清原さんは現在、同枠で放送されている連続ドラマ「アライブ がん専門医のカルテ」に腫瘍内科の研修医として出演中。2クール連続で“木曜劇場”出演を果たす
清原さんはひょんなことからみどりと出会う青年・小野塚綾、桜井さんは淡々と仕事を進めるタイプの病院薬剤師・刈谷奈緒子、井之脇さんはキャリア3年目の若手病院薬剤師・羽倉龍之介、金澤さんはドラマオリジナルのキャラクターで、うわさ話が大好きなキャリア4年目の病院薬剤師・工藤虹子を演じる。
ーー台本を読んだ感想は。
薬剤師の方には日ごろの生活でお世話になっていますが、お仕事の中身についてはあまり知りませんでした。台本を読むことで、薬剤師の仕事内容を初めて知ることも多くて、ストーリーも面白いので、演じていくのがとても楽しみになりました。
ーー役柄について。
くるみは薬剤師の仕事が自分に向いてなかったら“辞めます”と平気で言える女性です。そういうことをはっきり言える人ってあまりいないですよね。監督と話しながら、くるみという女性のイメージを固めています。また、新人らしくすべてのことに新鮮にリアクションするよう意識したいなと思っています。
ー-視聴者の方へのメッセージを。
私と同じように、薬剤師のお仕事をあまりご存じない方もいらっしゃると思います。私が演じるくるみは、新人として薬剤師の仕事を覚えていくので、そんなくるみと同じ目線で、薬剤師のお仕事を知っていただきながら、ドラマを楽しんでいただけたらうれしいです。
ーー台本を読んだ感想は。
薬剤部の様子はこれまであまり目にしたことがなかったのですが、専門的な用語が飛び交い、てきぱきと仕事をしている場面が多いので、“どんな映像になるんだろう”と想像が膨らむばかりでした。
ーー役柄について。
小野塚は一体どんな人物なのか、最初は謎めいた男として描かれますが、次第に屈折した思いと苦悩を抱えていることが分かってきます。最終的にはそんな小野塚に共感していただけるようなキャラクターになるのではないかと思っています。演じる上で“共感”を一つのテーマとして演じていきたいです。
ーー石原さとみさんとの共演について。
今回、初めてご一緒させていただけてとてもうれしいです。これまで一視聴者としてテレビで拝見していた方なので、緊張するかもしれないです……。2人だけのシーンもありますし、“がんばらないと!”って思っています。
ーー2クール連続の木曜劇場出演について。
とても光栄です。木曜劇場というドラマ枠自体も盛り上げていければと思います。「アライブ」と「アンサング・シンデレラ」はどちらも医療ドラマですが、舞台も内容も全く異なるので、新鮮な気持ちで楽しんで撮影に臨みたいと思っています。
ーー視聴者の方へのメッセージを。
このドラマではさまざまな人間模様が描かれていきます。原作の良さを残しつつドラマならではの魅力を付け足していけたらと思っていますので、原作ファンの方も、原作を知らない方にもぜひ楽しんでいただけたらうれしいです。
ーー台本を読んだ感想は。
刈谷の“とがっている部分”や筋が通っているキャラクターは、原作の刈谷像と通じる部分がありました。すごく人間味がありますし、思いやりのある人物だと思っています。
ーー役柄について。
撮影が始まれば自然に仕上がっていくと思っているので、現時点で“こうしよう、ああしよう”とは考えていません。ただ、原作と台本で描かれている刈谷の仕事に対する一本筋の通った姿勢は自分の中で意識して演じていこうと思います。
ーー薬剤師のイメージについて。
私は幼いころ体が弱かったので、病院や薬局で薬剤師さんにお世話になることが多かったんです。その時いつも、“どんな症状があって、お薬を飲まれるんですか?”と聞いてくださって。医師が処方した薬をそのまま患者に渡すだけではない、ということは漠然と感じていました。今回台本を読んで、“そういうことだったのか!”とあのときのやり取りの意味が分かりました。豊富な薬の知識を持つ薬剤師は、医師や看護師と同様に医療のエキスパートだと思っています。
ーー視聴者の方へのメッセージを。
薬剤師は裏方で目立たない存在だと思っている方もいらっしゃるかもしれません。この作品で関心や理解を深めていただき、実際に働いていらっしゃる薬剤師の皆さんに対する意識や目線が変わればすてきだと思います。
ーー台本を読んだ感想は。
初めて知ることが多くてとても興味深かったです。このドラマで描かれる薬剤師は、患者さんが治療を終えた後のことまで考えて、人生に寄り添い、薬を調剤しています。正直、今まで知らなかった仕事内容に驚くと同時に、薬剤師さんに対する感謝の気持ちが湧いてきました。僕も受けたようなこの感動が、見ている方にも伝わればいいなと思います。
ー-役柄について。
羽倉は一生懸命でムードメーカーで、周りに気を配れる人だと思いますが、その一方で人になかなか打ち明けられない悩みもある。その葛藤は見ている方に共感していただけると思います。そんな心の動きも丁寧に演じたいと思います。
ーー視聴者の方へのメッセージを。
小さいころ入院していた時に、“一番良いのは、毎日笑って、楽しむことだよ”と言われたことを、台本を読んで思い出しました。このドラマが、毎週、皆さんが楽しめる処方箋のようなドラマになるといいなと願っています。ぜひ、ご覧ください。
ーー台本を読んだ感想は。
想像をはるかに超える精密さや、コミュニケーション能力が特に大切な職業なんだなと知りました。薬剤師は、“その人にその薬が必要かどうか”を瞬時に見分けなければならず、台本を読むたびにハッと気づかされることがありました。
ーー役柄について。
監査など最終確認作業を担当しながら、うわさ話が好きで情報収集を行う、チームの中間的立ち位置の女性です。仕事への緊張感は持ちつつも、チームの中を伸び伸び行き交うような明るい女性を演じられたらと思います。
ーー視聴者の方へのメッセージを。
以前、風邪を引いて“早く治さなきゃ”と心も体も疲労しているときに、薬局で薬剤師さんが優しく丁寧に声を掛けてくださり、救われたことがありました。ドラマを通じて、どこかでホッとするような瞬間をお届けできるように努めますので、よろしくお願い致します。
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