俳優の古田新太さんが、「空白」(2021年公開予定)で、6年ぶりに映画の主演を務めることが3月5日、明らかになった。古田さんは、交通事故で死亡した女子中学生の父親で、真相を探るために関係者にさまざまな圧力をかける漁師の添田充を演じ、実写映画初共演となる松坂桃李さんが、女子中学生が死亡したきっかけを作ったスーパーの店長・青柳直人を演じる。
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映画は「あゝ、荒野」「新聞記者」「宮本から君へ」などの河村光庸プロデューサーが企画、「ヒメアノ〜ル」「犬猿」「愛しのアイリーン」の吉田恵輔さんが監督と脚本を担当するオリジナル作品。スーパーで万引き現場を店主に見られ逃走した女子中学生が、乗用車とトラックにひかれ死亡してしまう。女子中学生の父親は「娘が万引きをするわけがない」と信じ、疑念をエスカレートさせ、事故に関わった人々を追い詰める。一方、事故のきっかけを作ったスーパーの店主、車ではねた女性ドライバーは、父親の圧力にも増して、過熱するワイドショー報道によって、混乱と自己否定に追い込まれていく……というストーリー。
愛知県蒲郡市を中心に全編オールロケを行い、3月下旬にクランクイン、4月中旬クランクアップの予定。
・古田新太さんのコメント
いつもふざけてばかりのおいらですが、ちょっと頑張って哀しいお父さんを演じられたらなと思います。社会の何かおかしいなというようなものの話のタネになるような作品になれば。桃李とは“パディントン”と“お父さん”なので、何の問題もありません。
タイトル通りの作品です。シンプルではありますがさまざまな解釈ができる、そんな映画になる気がします。撮り終えた時に「空白」という作品が自分にとってどんな答えをもたらす映画になるのか、それを問いかけながら撮影に臨みたいと思います。
主演の古田新太さんとは実写では初共演になります。どんな作品においても圧倒的な存在感があり直球でも変化球でも受け止めて下さる方という印象です。そんな古田さんと今回、どんなキャッチボールができるのか楽しみでもあり、怖くもあります。
自然と湧き起こる繊細な感情を丁寧に演じていきたいと思います。
最近のゴシップニュースはまるで魔女狩りかと思わせる。人の不幸で飯を食い、ストレス発散で悪意のコメント。本当腐っている……と言いつつ自分自身も、それを楽しんでいる気もする。所詮、他人事みたいな想像力のなさがそうさせているのだろう。無感情、無関心の空白な世界。偉そうに世直しするつもりはない。皆様と一緒に少しだけ想像するきっかけになる作品を作れたら幸いです。素晴らしいキャスト、スタッフと共に空白な世界に何か色をつけられるよう努力します。
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