麒麟がくる:“今川義元”片岡愛之助が天下取りに名乗り?「もしかすると…」 雪斎役・伊吹吾郎は「スキンヘッドのかつら」

NHK大河ドラマ「麒麟がくる」で今川義元を演じる片岡愛之助さん (C)NHK
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NHK大河ドラマ「麒麟がくる」で今川義元を演じる片岡愛之助さん (C)NHK

 俳優の長谷川博己さんが主演を務めるNHK大河ドラマ「麒麟(きりん)がくる」(総合、日曜午後8時ほか)の第8回「同盟のゆくえ」が3月8日に放送された。「海道一の弓取り」の異名を持ち、強大な軍事力を持つ有力戦国大名の今川義元を演じる歌舞伎俳優の片岡愛之助さんは、ドラマの公式ツイッターでコメントを発表。「このドラマの今川義元は勇敢な武将として描かれています。もしかすると、天下を取ってしまうのではないかというくらいの勢いがある」と役への印象を語った。

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 そんな義元にとって欠かせないのが太原雪斎で、「伊吹吾郎さんが演じる雪斎の存在感と迫力はすごくて、まさに本物が来た!という感じです」と感心。雪斎役の伊吹さんも「長く役者をやっていますが、実は特殊メークは初めての経験。僕の頭をスキャンしてスキンヘッドのかつらを作ってくれたのですが、その出来栄えが見事! メークや衣装は役者を鼓舞してくれる。『さあ、いこうか!』とテンションを高めてくれるので助かっています」とツイッターを通じて裏話を披露した。

 「麒麟がくる」は59作目の大河ドラマ。1991年放送の「太平記」などで知られる池端俊策さんのオリジナル脚本。若いころ、下克上の代名詞・美濃の斎藤道三を主君として勇猛果敢に戦場を駆け抜け、その教えを胸に、やがて織田信長のもとで、多くの群雄と天下を巡って争う智将・明智光秀が主人公。ドラマでは謎めいた光秀の前半生に光を当て、戦国の英傑たちの運命も描く、エネルギッシュな群像劇となる。

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