松下奈緒:主演作「アライブ」クランクアップ 「居心地が最高でした」 涙で感謝の言葉も

連続ドラマ「アライブ がん専門医のカルテ」のクランクアップを迎えた松下奈緒さん(C)フジテレビ
1 / 1
連続ドラマ「アライブ がん専門医のカルテ」のクランクアップを迎えた松下奈緒さん(C)フジテレビ

 女優の松下奈緒さんがこのほど、主演を務める連続ドラマ「アライブ がん専門医のカルテ」(フジテレビ系、木曜午後10時)のクランクアップを迎えた。腫瘍内科医の恩田心を演じ切った松下さんは「とうとうこの日が来てしまいました」と切り出し、「心を演じる上で、迷ったり悩んだりすることもありましたが、現場に行くと悩みが解決されました。心は皆さんが支えて作ってくださったと思います。私は一生懸命やるだけで、自然と心になれる現場でした。『アライブ』の現場は居心地が最高でした」と振り返った。

あなたにオススメ

 最後は、病院の玄関からタクシーに乗り、出かけるシーンだった。松下さんは「初めて臨床医の役をいただいて、詳しく伺ってみると腫瘍内科という、私が知らなかった診療科の先生でした。自分で勉強したりいろいろな方からお話を伺ったりしながら今日まできて、腫瘍内科を少し理解して、腫瘍内科医の気持ちも少しだけ分かり始めたかな、『もっと分かりたい』『もっと知りたい』と思い始めたら終わってしまいます。このままいろんな患者さんをみたいと思うし、もっと皆さんとご一緒したかったのでさみしいです……」とコメント。

 さらに、「丁寧に生きる人の生き様を感じられる作品に関わることができて幸せでした。命をテーマに扱う作品なので、『暗く重くならないように、毎日笑顔で楽しく頑張ろう』と撮影が始まる前は意識していましたが、そんな心配がいらないくらい現場の皆さんがいつも温かくてこんなに楽しくていいのかなと思うほどでした。共演者の皆さん、スタッフの皆さん、ここにいらっしゃらないスタッフの皆さん、そして医療監修の先生方、すべての皆さんのおかげでこのドラマは成り立っています。すべての皆さんに感謝したいです。これにて『チームアライブ』、『チームオンコロ』はひとまず解散です。また皆さんとお仕事ができるように頑張ります!」と、時折、涙を浮かべ、言葉を詰まらせながらあいさつした。

 ドラマは、がん治療のスペシャリストの腫瘍内科医・恩田心と、がんと闘う女医で有能な消化器外科医・梶山薫(木村佳乃さん)の女医2人を中心に、がん治療の最前線で闘う医師と患者の姿を描く完全オリジナルドラマ。最終話は3月19日午後10時から放送。

テレビ 最新記事