ムロツヨシ:「新解釈・三國志」で諸葛亮孔明に “関羽”橋本さとし&“張飛”高橋努と共に“劉備”大泉洋支える

「新解釈・三國志」のビジュアル(C)2020「新解釈・三國志」製作委員会
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「新解釈・三國志」のビジュアル(C)2020「新解釈・三國志」製作委員会

 俳優のムロツヨシさんが、大泉洋さん主演の映画「新解釈・三國志」(福田雄一監督)で、希代の軍師、諸葛亮孔明を演じることが分かった。大泉さん演じる劉備を支え、関羽役の橋本さとしさん、張飛役の高橋努さんとともに、“ワンチーム”で覇権争いを戦い抜く。

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 「三國志」は、西暦約200年の中国・後漢の時代を舞台に魏、呉、蜀の3国が中国の覇権を巡り群雄割拠していた史実をまとめた書物の名称。魏の曹操、呉の孫権、蜀の劉備のほか、一癖も二癖もある個性豊かな武将が登場することから、小説やマンガ、ゲームなど多くのコンテンツが作られ、親しまれてきた。映画は、史実を“福田監督流”の新解釈で実写化。「今まで誰も想像し得なかった新たな解釈で三國志が描かれる」という。

 さらに三(サン)國志を描く本作では、毎月3(サン)日に、この群雄割拠の戦いに参(サン)戦するメンバーが発表されるとともに、撮影現場での特別映像が公開されることも明らかになった。12月11日に全国東宝系で公開される。

 ◇キャスト陣のコメント(以下原文のまま)

 ・ムロツヨシさん

 ムロくんの役は諸葛亮孔明です。と福田監督に言われました。本気ですか?と聞きました。本気、大丈夫、劉備役を大泉洋さんがやるから。と答えがきました。肩に力入れまくってガチガチの投球フォームで全力投球します。とお答えしました。うん、普通に投げて。と返ってきました。こんな時代にお届けしたい喜劇。みんなで映画館で笑おう。笑いに来てください。笑ってください。だから皆さん、それまで、どうか、笑っていてください。

 ・橋本さとしさん

 いよいよ「新解釈・三國志」上映ですか! 思い返せば、福田さんが演出していたミュージカルの稽古(けいこ)中に呼び出され、ダメ出しでも食らうのかと思ってビビっていたら、「三國志の関羽やりますぅ?」「あ、やりますぅ」という感じでいただいた役… が、関羽って三國志で唯一神格化されてる武将ではないですか!! これは気合いを入れなくてはと鼻息も荒く現場に入りましたよ。はい。ところがピリピリ感は皆無。ワンカットごとに監督の笑い声が響く。そこに大泉さんのゆるい空気感が相まってなかなか居心地のいい現場でした。まあ、福田さんは他力本願…いや失礼! 福田さんはスタッフにも役者にも絶対的な信頼を寄せていて、各々が最高の仕事をするのをガハガハ笑って見ているという感じ。まるでニコニコしたジャイアン! まさにプロフェッショナルな福田組でした。

 ・高橋努さん

 念願の福田組は狙っていくとウケないし、全然駄目だと思ったらオッケー出るし、わからないけど監督笑ってるし、三國志だから現場は遠いし、だけど中国じゃないし、役がデブの設定だし、肉襦袢(じゅばん)は暑いし、装備は重厚だし、顔じゅう毛がモジャモジャだし、指と手にもモジャモジャつけるし、それでアクションやるの大変だし、馬に乗るの難しいし、初日から長台詞を長兄(劉備)と兄者(関羽)と合わせて言わなきゃいけないし、全然合わないし、でも監督オッケー出すし、めっちゃ笑ってるし、長兄はずっとグチグチ言ってるし、兄者は変なリアクション唐突にするし、皆さんの芝居に笑い堪えるの必死だし、監督めっちゃ笑ってるし、その笑い声聞こえてくるし、今回の自分のスタンスをムロ君に相談したら皆にバラされて恥ずかしいし、いやぁ、実に楽しかった。

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